僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ15号(2024)のおすすめの作品3選
今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
あかね噺
綺麗にオチて良かったです。
自分が語る落語の世界に入り込み、今まで見せてきた中で最高の落語を披露する朱音。
客席のウケも最高潮に達し全てが上手く行く流れのなか、朱音の持ち時間が刻一刻と減っていきます。
あくまで朱音は前座であり、主役ではない。落語の世界にハマっていく中で、朱音を引き戻したのは観客席にいた父親のくしゃみでした。
話の筋を戻し持ち時間きっちりで「狸賽」を終わらせることができた朱音の表情は、これまでで一番自信に満ちたものとなっていました。
ハラハラさせつつも、何とか無事にオチまで付けられて一安心。区切りの一話といった感じでした。
カグラバチ
いろいろ動きがあって面白かったです。
漣家当主親衛隊”濤”と相対するチヒロと柴。
一方、伯理の方にはの兄・漣 宗也が姿を現します。
歪んだ愛情表現で弟の伯理を痛めつける宗也、そんな二人の前に傘を届けに来たというヒナオも登場。
ここでもまた歪な解釈をし、弟を守るためにヒナオに対して宗也は容赦のない殺意を向けます。
そこに、突如として柴が間に入りそのまま宗也とやり合うことに。
柴が駆け付けてくれたことにより、伯理とヒナオは助かったものの、チヒロは濤と独りで戦うことを余儀なくされます。
実力者複数人、狙いの真打は絶対に奪うことができない蔵の中……チヒロもまた厳しい戦いの幕を開けるのでした。
激戦つづきのチヒロに今回は柴が付いているから何とかなるか、と思っていましたが……何とかならなそう。
悲壮感すら漂う主人公がアツかったです。
Dear-Anemone
そう来るの!って意外でした。
研究所に辿り着いた主人公一行、その背後に怪しげな影が迫ります。
奇襲をしてきたその影の人物は、人語を話す獣人でした。
しかも、その獣人は訳知り顔で「全員俺が殺したんだ」と豪語します。
その言葉に激昂し、拳を獣人の顔面へと叩きつける主人公・鉢植。しかし、その闘志をも上回る硬さをもつ獣人の皮膚を見て確信します。
獣人は「獰猛動物ラーテル」姿をしている、と。
それを知り、なおも消えない眼の光を見て、獣人は「俺が殺せなかった奴がいた。お前の目、そいつと一緒だ」と漏らします。
直後、ラーテル獣人を簡単に切り刻む謎の二人組が介入。そのうちの一人は主人公と同化したアネモネを見て「久しぶりだねアネモネ」と語りかけてくるのでした。
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……え、そっち系!?
いわゆる、動物とか昆虫とかの能力を使って戦う……”テラフォーマーズ系“というか(笑)。
言葉を話すラーテル獣人でてきた時は、なんか思ってたんと違うなって感情が湧きました。
だってこのまま行ったら、ホラーでなくバトル漫画になるじゃんって思っちゃったんで。
良し悪しですかね。
こういうタイプの能力バトル漫画は上手くハマれば、やっぱり面白いので。
週刊少年ジャンプ15号(2024)の全体の感想
最悪でした。
表紙巻頭カラーは「呪術廻戦」、休載は「ONE PIECE」。
いや……何がおもろいねん今週のジャンプ。
ガチで一作品とも面白いのが無かったです。
おすすめ3選は本当に悩みに悩んで絞り出した感想です。めちゃくちゃしんどかったですよ。
本当に面白かったら感想なんてつらつらと書けるわけですから。ここの文章なんかパパパっと書いていますし。
まず表紙巻頭カラーの「呪術廻戦」……何がおもろいん?何で日下部上げしてるん?宇佐美って誰かと思ったら本当に出てきたことないキャラらしいですし。
本当に今週号は全部こんな感じかそれ以下。
最悪でした。
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こんなジャンプ感想記事で書きたくなかったですが、3月8日(金)に鳥山明先生の訃報が飛び込んできました。
ジャンプというか、日本の漫画界のレジェンド的存在ですから、本当に驚きました。
僕がジャンプを読み始めて約25年ほど経ちます。読み始めた頃にはドラゴンボールも連載終了していました。鳥山明先生の作品をジャンプで味わったのは「サンドランド」でした。
残念ながら小学生(か中学生)の僕には「サンドランド」が面白いとは思えなかったですが(笑)。
それでも、やはり、週刊少年ジャンプにはどこかに鳥山先生がずっといたように感じます。
ジャンプの黄金期を支えたドラゴンボール、その後から僕はジャンプを読み始めたわけで。その移り変わりというか、たくさんの作品に触れてきたからこそ、ここ最近のジャンプ作品が残念に思います。
途中から愚痴になってしまいましたが、鳥山先生のご冥福をお祈りいたします。
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