僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください

週刊少年ジャンプ28号(2025)のおすすめの作品3選

今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
ONE PIECE
どんな展開を描きたかったか”理解”できた。
先週、イム様軍子がめちゃくちゃやっていましたが、それを引き継ぐ形で今週号は始まりました。
相変わらずむちゃくちゃやってんですよ。今週号は……キリンガムの顔が変わっているところ(笑)。どういうこと!?
でね、先週もおなじことを感じていたのですが、見開きが前より見づらくなっていません?見開き使って大きなページを描いているシーンのことですが、僕が電子版で読んでいるからでしょうかね?読みづらいんだよな。
単純に大きなページを二分割しているだけなら何も感じないんですけど、なんか……見開きでもいくつかのコマを読ませようとするんですよ。しかもモブのどうでもいいセリフとかです。
ここまでの感想を読んでみてどうですか?「そんな漫画がおすすめなのか!」と思うかもしれません。ここからです。安心してください!ここから、今週話の良いところを紹介しますので。
絶望的な状況のなか、冥界へと落下したギャバンとそれを追うチョッパー。気を失い、目を覚ましたギャバンの目の前には、ルフィ・ゾロ・サンジ・ロキ・ハイルディン!
エルバフ編の味方側の強キャラが揃い、ここから反撃する感じですよね。
……ここですかねー。
絶望的な状況を見せて、最大の希望を見せる。見せたかったんだ。と、そこまでの流れを理解できたのが良かったです(笑)。
あ、尾田先生こういう展開を描きたかったんだね!作者の意図を理解できたことが、良かった。
はっきり言います。そんな、当たり前のことが出来て評価されるのが今のワンピースです。
そこだけ!
そこからのルフィ達のセリフ……よく分からないよ。
チョッパーたちが冥界に落ちてきて以降のコマとセリフ。よく読んでください。何を言っているのかすぐには理解できないです。
今のワンピファン。これを理解できるのであれば、今すぐ「名作」と呼ばれる小説を一冊でも読んでください!
今週のワンピースを理解して「面白い!」って思っている人、あなたは読書家になれるかもしれない。小説を一冊でも良い。読んでください!
個人的なおすすめは夏目漱石「こころ」。エンタメ好きな初心者には伊坂幸太郎作品。



カグラバチ
動きが見えるシーンが良かった。
神奈備でハクリは、死んだはずの漆羽に助けられます。その真相が、漆羽の過去視点から描かれていきます。
簡潔に書くと、”妖刀との契約を断つために座村は漆羽を斬った“ということです。
これ「雀」の能力っぽいけど、ヤバくないです?生き返ったんですよ?
この辺りは座村の行動原理を強化するうえで、かなり説得力を持たせましたね。自分自身にはこの方法は通用しないことも漆羽は考えていましたが、ここも座村のキャラの魅力を引き上げています。
そして場面は変わり、今度はその座村とチヒロの戦いへ。
お互いに視認できないなか、双方が白楔流で抜刀します。
ここのシーン、迫力あって一瞬アニメみたいに動きも読めちゃったんですよね。ラストに「淵天vs飛宗」とタイトルを出すのも合っていて良かったです。

逃げ上手の若君
ここからどうなるの?って終わり方が良かったです。
高師直含めた高一族を倒し、戦勝ムードの直義軍と時行たち。
そして、いよいと尊氏と直義の会議が開かれるというのが終盤までの流れです・
僕はこのあたりの歴史はいっさい興味もてずに知らないことだらけなんですが、「師直の死後、室町幕府の新体制を決める会議である」とナレーションされているので、まあ、そういう会議なんだってかんじでした。
このナレーションの演出は最後まで続くのですが、ラストが
「尊氏の最も神がかったエピソードは……数々の奇跡の戦の話ではない。この会議である」
なんですよ。
なに!?みたいな(笑)。
足利尊氏という名前はさすがに聞いたことありましたが、どんなことをした人なのかは知りません。ただ、本編で描かれているようなぶっとんだエピソードが、どうやら松井先生の脚色を加えたとしても「だいたい合っている」みたいなんですよ(笑)。
それ以上なの?みたいな。
神がかっているとか、ムーブだけ見れば主人公の大逆転シーンが描かれる感じで楽しみです。

週刊少年ジャンプ28号(2025)の全体の感想

なんも面白くないわ。
今週の表紙巻頭カラーは「悪祓士のキヨシくん」、休載は「ウィッチウォッチ」。
まずはキヨシくんの感想。そこまでは悪くないんですよ。でも、ブラックパレードが佳境に入って、相手が大魔王というのにあんまり乗れない。原因は分かっていて、大魔王ロトが思っていた以上にキモいんですよ(笑)。
強い奴と戦いたいとか、そいつ相手ならどんな奴でも評価する。そういう敵なら良かったんですが、そうじゃない。しかも、変な性癖持たされてキモい。
「ハンターハンター」のヒソカくらいならOKですよ?あいつも強敵と戦うときは異常な顔を見せますが、まともな顔も多く見せていますので。でも、ロトは違うんですよ。純粋にキモい(笑)。メリハリ付けれていない。
あとは……書く必要もないですが「灯火のオテル」ですか。知らん単語を出した上に、知らん状態を説明してくるな。先週くらいから「英気」っていうものを鍛える修行に入っています。これはまだ分かるのでいいですよ。「ドラゴンボール」の”気”、「ワンピース」の”覇気”とかありますからね。
これくらいの理解は読者は持てるはずなので、そんな深掘りしなくても良かったんですよ。なのに、今週はしょっぱなからこれの説明をされます。「英気とはうんぬんかんぬん」と。イラスト付きで。
ここがね……作者が読者を信じ切れていない感じがあって残念でした。「失敗したくない!」という空気を出していました。
加えて、この”英気”を生み出す「コツ」も教えてくれます。それが「炎と氷の間」という状態。
……。
この直前に「緊張と脱力のバランス」って言っちゃってんですよ。じゃあ、それで良いじゃん。なんで「炎と氷の間」とか言い直してんの?”英気”と”炎と氷の間”という、分からないものに分からないものを重ねてしまうと、読む気無くなるんですよね。
「鬼滅の刃」のさ、”隙の糸”ってあったじゃないですか。あれは分かりやすかったですよ。なんかね。そういう「少年漫画にあるあるの特殊な状態」を描きたくてしょうがないって感じで読んでしまって嫌でした。
あとは、今週で「超巡!超条先輩」が最終回を迎えていました。びっくりしました。終わったん!?って。もともと読んでいなかったのでどうでもいいですが。
まあ、最初から最後まで面白くないひどいジャンプでしたよ。
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そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!X(エックス)もやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!



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