「現代遊戯王」の難しさと面白さ|復帰勢が解説!

ゲーム

 以前「遊戯王に復帰した」ことを書きましたが、3月も終わりの頃に実際にデュエルをしてきました!!

 今回はその時の感想とか、プレイ中に感じた『現代遊戯王の難しさや面白さなんかをまとめていこうと思います。

  • 遊戯王に復帰したいけど、ルールとか今の環境わからないんだよね
  • 他のカードゲームはしてるけど、遊戯王はやったことない。何が面白いの?
  • バリバリの(遊戯王OCG)現役だから少しアドバイスでもしてやるか

 という方々に読んでみてほしいです!

復帰勢が感じた現代遊戯王

 以下が、実際にデュエルして感じた「現代遊戯王」の感想です。

  • 速い!
  • 長い!
  • 強い!

 この3つでした。

 1つ1つ理由を解説していきます。

現代遊戯王は速い!

 いくつかの意味を含んでの「速い」ですが、一番感じたのは「展開が速い」でしょうか。

 現代遊戯王は、『今ある手札でデュエルを作る』のではなく最強のゴールを目指してデュエルを展開するという動きをします。

 つまり、『どんな手札であろうと、ある程度理想の展開にできる』といえます。

 デッキはキーカードばかりで、それらを「場に出す」→「墓地に送る」→「デッキから召喚」のように、目まぐるしく状況は変化するのが特徴です。

 ターンプレイヤーはゴールが分かっているので良いですが、相手は『その流れをどこで止めれば良いか』分からないので、一瞬の判断が勝敗を分ける――そのように感じました。

 自分も相手も素早さが要求される超高速デュエル、それが現代遊戯王だと思います。

現代遊戯王は長い!

 これは上の「速い!」から繋がることですが、デッキを回すとなると数多くの手順を踏むことになります。

 ターンプレイヤーでなければ、その展開をただ傍観しているだけになります

 この時間が長いんですよね

 ものすごい時間をかけて出来上がるのは、自分を超妨害する盤面ですからデッキによってはターンが変わった瞬間に降参する場合も出てきます

 これだと普通に面白くないですよね(笑)。

 だからこそ、相手を妨害する手段を用意しておかなければならないのですが。

現代遊戯王強い!

 単純にカード一枚一枚のパワーがケタ外れなものになってます。

 攻撃力、守備力とかいったレベルでなく、「反則だろ……」ってカードがモンスター・魔法・罠、種類を問わず揃っています

 個人的にありえないと思ったカードは「ヴァレルロード・S(サヴェージ)・ドラゴン」というシンクロモンスターでしたしかも制限なしです

シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
自分の墓地からリンクモンスター1体を選び、
装備カード扱いとしてこのカードに装備し、
そのリンクマーカーの数だけこのカードにヴァレルカウンターを置く。
(2):このカードの攻撃力は、このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力の半分アップする。
(3):相手の効果が発動した時、このカードのヴァレルカウンターを1つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にする
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 こんなのがゴロゴロしているのが現代遊戯王です。

 言い換えれば、こういうカードを入れていなければ相手に完勝されてしまうということです

復帰勢が感じた現代遊戯王の難しさ

 ここからは、僕が実際に感じた「現代遊戯王」の難しさを伝えたいと思います。

 ただし、前提として『遊戯王はどの時代も難しい』ということは頭に入れておいてください。

 あくまで「ガチ」でプレイした場合の難しさであり、ファンデッキや友達と遊ぶ際はあまり気にしないで下さい。

 現代遊戯王は覚えることが多い 

 昔はシンプルな分「このカードが来たらこうする」っていうのが分かりやすかったんですが、今はもう「一枚のカードが持つ重要性が跳ね上がっていて何をすれば良いか分からなくなる」というのを感じました。

 ただ、これは後述する「楽しさ」にも繋がります。

 現代遊戯王は後攻がきつすぎる

 現代遊戯王の基本的な戦い方は先攻・後攻かで大きく変わります。

先攻の攻め方なるべく多くの妨害カードを展開し、相手にターンを渡す

後攻の攻め方相手が用意した妨害盤面をめくり返す

 基本これです。

 「妨害盤面って言ってもリバースカードとかが二枚くらいでしょ?」と、昔の決闘者なら言うかもしれませんね。

 ……。

 …………。

 そんな甘いもんじゃないんですよ!(泣)

 まず、リバースカードに代表される罠等はほとんどセットされません(デッキによりますが)し、なんなら罠が一枚も入ってないことも珍しくありません

「相手のカード発動と効果を無効にし破壊する」

 こんな効果を持ったモンスターが相手のフィールドに大抵2、3体います

 つまり、後攻側は「自分のやりたいことを少なくとも2、3回は潰される」ということです。

 後攻側は最初にカードを1枚ドローできるので手札は6枚ですが、その内3枚ほどが機能しないと考えてみてください。

 これをひっくり返すのが本当に難しかったです。

 というか、ひっくり返せませんでした

 だからこそ手札誘発系の妨害カード「灰流うらら」などが必須カードであり、なおかつ無制限なのでしょう。

 こういった妨害札がなければ成り立たないのが現代遊戯王だと、強く思いました。

灰流うらら

チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/アンデット族/攻   0/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
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現代遊戯王の楽しさ

 ここからは現代遊戯王の、「昔よりも良くなった点」「面白くなった点を紹介していきます。

現代遊戯王は無駄なカードが無くなった

 「難しさ」の所でも書きましたが、現代遊戯王はカード1枚1枚の重要性が跳ね上がっており、1つのプレイングミスが勝敗を決することも多いです。

 これは「選択肢が多い」ということでもあり、難しい反面たくさんのことが出来る楽しさにも変えられると感じました

 どのカードもコンボパーツなので、1枚でも止められたら途端に勢いを失ってしまいます。

 これに関しては僕が大学生時代の頃から変わりません。

 しかし、今は違います。

 今はたとえ止められたとしても、どんな状況でも展開できる可能性があるのです

 それが「リンク召喚」です。

リンク召喚

 これまでの遊戯王というのは、特殊召喚と呼ばれる方法で次々とモンスターを展開していきました。

 特殊召喚にも色々あり、現在は以下の方法で行われることがほとんどです。

  1. 魔法・罠で特殊召喚する」「融合召喚や儀式召喚する
  2. シンクロ召喚
  3. エクシーズ召喚
  4. ペンデュラム召喚
  5. リンク召喚

 下に行くにつれ新しい特殊召喚方法となります。

 大昔は本当に特殊召喚する方法が乏しかったのですが、シンクロ召喚以降はかなり緩くなりました。

 ですが、シンクロ召喚もエクシーズ召喚もペンデュラム召喚も、(一応)縛りがありました。

 リンク召喚にはそれがありません(実際はあります)。

 リンク召喚とは、「場にいるモンスターを墓地に送ることでエクストラデッキからリンクモンスターを出す」召喚方法です。

 場にいるモンスターを、墓地に送る……それだけで出てきます

リンクモンスターは青い枠

 詳しく書いていたら長くなりすぎるので、ここでは省きますが……遊戯王をプレイしていた人ならこのヤバさが分かるはずです。

 つまり何が言いたいかというと、以下のことが当てはまります。

  • どんな場面でもある程度は展開できる
  • 無駄に突っ立ているカードが無くなった

 これは個人的には感動しました。

現代遊戯王はデッキ構成の自由度が上がった

 カードゲームの宿命ですが、「弱いカード」「使い道のないカード」というのは存在します。

 ファンデッキを作る際はロマンに変わりますが、ガチで勝ちたい人にとって弱いカードは弱いカードでしかありません。

 しかし、今ならどんなカードにも意味を持たせられる……そんな環境になりつつあるのではないかなと、感覚的にそう思いました

 シンクロ召喚が生まれた理由も「弱いモンスターにも目を向けてほしい」といったものがありましたが、リンク召喚はそれを更に分かりやすくしたのではないでしょうか。

現代遊戯王は数多くのデッキが活躍する戦国時代(2022/12/01追記)

 昔は「強いデッキは〇〇!」みたいな感じで偏っていました。大会で同じようなデッキがぶつかり合うのも珍しくありませんでした。

 僕は現在もそういう一強・二強のような環境だろうと考えていましたが、意外なことに今の遊戯王は、たくさんの種類のデッキが頂点を争い日々進化しているような状態です。

 まさに戦国時代

 ここまでに書いたように、強いカードが増えすぎたのと強力なテーマが毎回登場していることが要因だと思います。

 テーマ:それぞれのカード(主にモンスター)が影響しあうことでコンボを繋げていくような【仲間】【同盟】みたいなカード群のこと。例)青眼、ブラックマジシャン

 本当にどれが最強か分からない!勝つのは自分次第!

 引退した遊戯王プレイヤーも一度どんなカードがあるか見てみてください。

 きっと、好きになれるカードが見つかるはずです。

追記:この記事を執筆していた頃は、確かに環境は群雄割拠といった感じでした。

しかし、2022年12月現在は【ティアラメンツ】と【クシャトリヤ】といった2つデッキが大会で猛威を振るう環境となってしまいました(【ティアラメンツ】1強の可能性も)。

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おまけ:マイデッキ紹介

 僕が今使っているデッキは、【BF】というカテゴリのデッキで、もう10年以上使用しています。

 しかし、そのままでは現代遊戯王に通用しないので勉強して作り直しました。

 【BF】【RR】【幻影騎士団】という三つのカテゴリを組み合わせたハイブリッドデッキです!

 名づけるなら【幻影B・R】って感じでしょうか。

 動きとしてはBFRRで特殊召喚を繰り返し、エクシーズ召喚・ランクアップマジック・リンク召喚を駆使して更に強いモンスターへと繋げていくのが理想となります。

 全てのモンスターが闇で統一されているのも良くないですか?

 先攻時の最終盤面は「真竜皇V.F.D2021年10月の改定で禁止になりました……泣)」「RRアルティメット・ファルコン」「ラスティバルディッシュ」や「幻影霧剣」等を揃えられます。

 残念なのは、大好きなBFが場にあまりいないことですね。

 強い新規のBF待ってます(笑)。

※2022年5月15日追記

 ついに、ブラックフェザー・ドラゴンとBFが強化されるBOXが発売されることとなりました!!

 僕も出来れば3箱は買いたいと思っています!

 復帰したばかりなので、まだカードも揃っていません。

 「灰流うらら」も一枚も入ってません(笑)。

 ここからもっとデュエルして慣れていこうと思います!

まとめ

 正直、まだまだ書き足りません。

 これからも何かあれば遊戯王についての記事は書いていきたいです。

 ガチではやっていませんので、お得な情報はお届けできないと思いますが。

 もしも、ここまで読んで

  • これは違うよ
  • 自分もやってみたくなった

 以上のような指摘、感想があればコメント欄でもTwitterからでも良いので教えてくださいね。

 それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!

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追記(2022/01/27)

 遊戯王に復帰して1年ちかく経ちましたが、2022年1月19日についに……

遊戯王マスターデュエルが配信されました!!!!

公式サイトより引用

 これを機に遊戯王に復帰された方も多くいると思います!

 控えめに言っても神ゲーなので、初めての人も是非遊んでみて下さい(ほぼ課金せずとも強いデッキ作れます)!

 

 副業としてブログを始めるものの❝177円❞しか得られていない男。

 「文章を書く」「本を読む」のが好きなのでブログは継続中。

 その他、【週刊少年ジャンプ】【Uber Eats 】【都市伝説】に関する情報を発信しています。

 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。

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