僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ33号(2024)のおすすめの作品3選
今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
ONE PIECE
おもしろかった……けど。
今回は冒頭から26年まえのベガパンクの回想から入っていました。
そのシーンでベガパンクと話をしていたのは、かつてオハラで散ったクローバー博士。彼がベガパンクに「空白の百年」について一緒に研究してほしいと願っているところでした。
さらにここでは、クローバー博士が「Dの一族」であることも明かされました。
このように、ベガパンクの苦悩やオハラの研究者たちが遺したものなど、僅かですがこれまでの物語を補完する要素がいくつかありました。
そして、最後はベガパンクが「私は未来を――こう結論づける!」と言って終わり。
アトラスの自爆、五老星の猛追、突然喋り出した巨大ロボ……面白く読むことができました。
が、同じ!
この流れをどんだけ繰り返してるんだろう?もうさっさと言え、ベガパンク!(笑)
で、ロボットもジョイボーイと何か会話してて「コレ、イザッテトキダヨネ……ジョイボーイ……使ウヨ?」とかすげー意味深なことをラストに被せて言うてるんですよ。
もう使え!言うか、使え!(笑)どっちかして終われ!(笑)
そんなもどかしさが大いに残った話でした。
カグラバチ
タイトル、そんな字だったんだ。
センターカラーでチヒロと緋雪が扉絵を務めています。
その扉絵にタイトルもデカデカと描かれているんですけど、普段は「カグラバチ」なんですが、今回はそれが「神楽鉢」と漢字でも書かれていました。
そんな字書くんだ!ってちょっとだけ驚きました(笑)。鉢ではなく蜂とおもっていたので。
本編は、真打を持った京羅vsチヒロ・緋雪という展開。
京羅自身がかなりの重傷であるのもあって、チヒロ達が有利に思えましたが、真打の力は思っていた以上に強力なものでした。
身体能力も底上げされ、妖刀としての真打の力を二人に見せつける京羅。そこには何としても楽座市を完遂し、妖刀の競りを成功させようとする漣家現当主としての執念が感じられました。
ラストは三者の真打への認識がカットインと描かれ終了。
抜かずにこれだけの力を発揮する真打……ってことは、抜刀された状態の力もいつか見られるはずです。誰の手に渡るのか、楽座市編もクライマックス間近です。
さいくるびより
くそゆるいけど、それが良い。
信玄餅を食べたことがないというキョコさん。それに驚くその他の面々。「じゃあ皆で買いに行こー!」と提案するねむるに、ことねは「最近太り気味だから甘い物は控えてるんだよね」とのこと。
じゃあ、運動がてらサイクを使ったテニスをするか。
そんな流れで一同は、トーナメント形式でお互いにサイクが使用できる”さいくるテニス”を行うことになります。
まあ、なんやかんやでサイクが強力かつ普通に上手いことねが優勝。
そこに偶然通りかかったカズさんが特大信玄餅を優勝者に進呈してくれます。が、ダイエット中のことねはそれを断り、代わりにキョコさんが食べて終わり。
相変わらず、ゆるみにゆるんだ日常を描いている今作でした。
毎回毎回ゆるいもののテンポは良いし、ちゃんと一話完結で進んでいるので意外と個人的に評価が高い作品です。
ただ、派手さは一切ないのであまりおすすめには挙げませんが……。
今回は信玄餅を食べに行く話だと思ったら、みんなでテニスをする流れになって、なおかつ今作の良さを生かして綺麗にオチに持って行ったので結構レベルの高い話だったのかなーと。
この作品に関してはテコ入れ関係なく、バトル路線に進まず今のようなゆっるい話をいっぱいやってほしいですね。
週刊少年ジャンプ33号(2024)の全体の感想
面白くなかったです。
今週の表紙巻頭カラーは「僕とロボコ」。」休載は「僕のヒーローアカデミア」。
まずは表紙巻頭カラーの「僕とロボコ」ですが。ここ最近は面白い話も多くて、特に釣り回はかなり面白かったです。
ただ、今週はコラボ回というか……YouTubeとかでプロモーション動画あるじゃないですか?あれを視聴するのに近い感覚がありました。
作者が普通に嬉しいのは分かるのですが、なんか忖度しているように見えて素直な気持ちでは読めませんでした。
個人的にかなり冷めたのは、今作あるあるではありますが「ハンターハンター」パロディ(というか冨樫先生風の作画)。これに関しては「呪術廻戦」もやりまくっていて、この年代(?)の漫画家ってそういうノリが普通なのかなって。
これまではこういうパロディは何とも感じませんでしたが、呪術廻戦しかり、ハンターハンターだけがこすり倒されている印象があって結構不快要素になりつつあります。
それ以外の作品もぱっとしない。
正直「さいくるびより」が一番読みやすくて良かったです。
ジャンプで「さいくるびより」が一番よかったって思えるの異常ですからね。
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そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!X(エックス)もやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!
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