なぜ【ジャパネットたかた】は成功したのか?「伝えることから始めよう」を読んでみよう!

 こんにちわ!うきっコです!

 日頃つねに「どうしたら読んでくれる人に伝わる文章が書けるかな?」と考えていると、自然とそういった物事が耳や目に入ってくるのですが、今回紹介する本もこれにあてはまります。

 「ジャパネットたかた」といえば知名度ナンバーワンともいえる通販番組ですが、創業者である髙田明氏も多くの方が知っているのではないでしょうか?

 あの独特の喋り方は「分かりやすい」上に「商品に対して凄く興味を惹かせる」もので、通販でも強力な武器となっていました。

 そんな髙田氏が書いた初めての本が「伝えることから始めよう」です。

 髙田氏の出生から「ジャパネットたかた」スタート……そして社長退任までが書かれており、髙田氏の生き方を知ることが出来ます。

 ※以降、髙田明氏のことを分かりやすさ重視で「髙田社長」とも書きますが、既に社長を退任している点は注意してください。

「伝えることから始めよう」

表紙
裏表紙
  • 発売日:2017/01/13頃
  • 著者/編集:髙田明
  • 出版社:東洋経済新報社
  • 発行形態:紙/電子
  • ページ数:272p
  • 必要読書レベル:☆☆
読書レベル☆☆は、短編小説・ライトノベルが無理なく読めれば問題ないくらいのレベルです。※独断と偏見で決めているので気にしなくても大丈夫です

内容

 家業のカメラ店の手伝いから始まり、「ジャパネットたかた」創業から卒業するまで――。「伝えることから始めよう」は、髙田明氏の自伝のような物となっていました。

 ただ、自伝そのものというわけでもなく

 伝わるコミュニケーションの私なりのノウハウは、多少なりとも、世の中で起こっている問題を解決するヒントになるかもしれないと思って、この本を書きました。

「伝えることから始めよう」――冒頭部分より引用

 ……というように、「どうして髙田社長が喋ると伝わるのか?」が理解できる一冊となっています。

 また、髙田氏の❝あの喋り方❞を知っていると文章がかなり読みやすく、かつスッと頭に入ってくるのも特長だと思います。

読もうと思ったキッカケ

 最初の方でも少し書きましたが、「ブログを読んでくれる人に伝わる文章を書くには、どうすればいいだろう?」……そう考えていたことがキッカケとなります

 もちろん『文章術・作文技術』に関する本などもありますし、実際に読んだりしています。それらも凄く役立っていますが、「伝えることから始めよう」は『あのジャパネットたかたの、あの髙田社長が書いた本だから』というのが最大の読む理由でした。

 だって知ってるじゃないですか。「ジャパネットたかた」の凄さも、髙田社長のことも。その信頼感や安心感のようなものは、他の本では得られないですよね。

読んだ感想

 「凄い……ちゃんとしている人だなぁ」

 これが一番の感想でしたね(笑)。

 髙田社長のイメージって「陽気」「タレント」「行動力ある」というものが大きくて、社長としてもそういう人柄で成功したんだろうな……と。漠然とそう思っていました。

 ……それだけなワケないんですよね(笑)。

 もちろん人柄や性格は大きいかもしれませんが、それのみで【お金を稼いで】【会社を創業して】それを【大きくして】【社員をたくさん育成する】――なんてこと出来ないですよ。

 そもそも文章自体が落ち着いていて読みやすいうえに、頭の中では❝あの髙田社長の喋り方❞がちゃんと再生されるのでギャップが凄かったんです。

 そんな『イメージ通りの髙田社長がギャップのある雰囲気で、これまで何を頑張って何を大切にしてきたか』を語るわけなので、「ちゃんとしてるなぁ」と(笑)。

 浅い感想ですが、これが一番にあったからこそ面白く読めましたし、納得できた所も多々ありました。

「ジャパネットたかた」が売れる理由

 「伝えることから始めよう」を読んでいると解ることですが、髙田社長は何か特別なことをしているのではないんですね。実家がカメラ店だったり英語留学をしていたりというのはありますが、大事なのはそこじゃないと言われている気がしました。

 では、なにをしているのか?

 「今を生きる」「できる理由を考える」これをずっと続けているんですね。

 今を生きる過去にとらわれない未来に翻弄されない。それが大事だと、そう書いてありました。

 過去は変えられないのだから気にしない。失敗したなら次から参考にすれば良い。

 しかし未来は変えられる。そのために今を一生懸命生きなければならない。

 そして、今を一生懸命生きていれば自然と課題が見えてくる……そう仰られているんですね。

 「ジャパネットたかた」の始まりは、ラジオショッピングからだったようです。それも初回から予想を上回る売り上げで、「これなら毎日でもやりたいな」と髙田社長は思ったそうです。

 そうすると注文を受ける電話回線が足りなくなる……だったら増やそう。その繰り返しです。そうする内に通販に特化した会社へと変化したんですね。

 最初は電話の受付は19時までだったけど、それを過ぎてかけてくるお客さんもいる。だったら21時まで延ばそう。パートさんはもう帰っている?じゃあ自分達(髙田社長と奥さん)でやろう。19時以降の電話は全て髙田社長の自宅に転送して対応していたようです。

 お子さんが神戸の学校に行きたいと言った時(※この頃は佐世保にいました)、その学校が「親元から通学しないと合格しても入学できない」ところでした。ならば、奥さんと下の子ども達は神戸へ移ろうと。

 そうなると19時以降の電話はどうすれば良いんでしょうか?止めるしかない?子どものためだと諦めよう……ってなってもおかしくないですよね。

 髙田社長は、夜の電話は神戸に転送することにしたんです。「そこまでやった」と書いていました。

 「仕事の都合で子どもの夢を諦めさせたくない」しかし「子どものために仕事を犠牲にするという発想もなかった」どうしたら両方できるのか?髙田社長と奥さんはそれしか考えなかったそうです。

 できない理由を考えるのではなく、どうしたらできるか考えて、なんでもチャレンジしてきた。

 髙田社長の凄さはこれか。これがあるから「ジャパネットたかた」は大きく成長したのか。素直にそう思えました。

 だって言ってることはごくごく普通で誰でも出来そうじゃないですか?でも、出来ないですよね?

 今を一生懸命に生きていれば課題は見つかります。でも、ほとんどの人は「やらない・できない理由」を挙げて目を背けがちです。髙田社長はそれを全部クリアしてきたわけです。これだけで、その凄さが分かりますよね。

まとめ

 「伝えることから始めよう」は「ジャパネットたかた」創業者である髙田明氏の自伝的な内容の本でした。

 そして、ここまでに何回か出してきた❝髙田社長のあの喋り方❞ですが、あれにも実は秘密がありました。あの喋り方は髙田社長の癖というより、「お客さんに興味を持ってもらうため」だったようです。

 髙田社長は「通販番組を見ている人が❝楽しい❞❝面白い❞と感じていただく」ために、あのように話していたみたいです。

 どれだけ上手く喋れても「あ、これは物を売ろうとしているな」と思われたらその時点で敬遠されてしまう。どれだけ商品のスペックを説明できても、それを手に入れることでお客さんにどんな良いことが起こるのかを感じてもらえなければ商品は売れないのです。

 これには非常に納得しました。実際、髙田社長の喋り方って耳に残りましたし、面白かったですから。学校でも、面白い先生とそうでない先生との授業では身の入り方が違いませんでしたか?

 「伝えることから始めよう」は、読むだけで文章や話し方が上手くなるような本ではありませんが、髙田社長の実体験やそこから得た【伝えるために大事なこと】は読み取れます。

 知名度も高い髙田社長の言葉だからこそ、納得できる信頼感と説得力がある本でしたね。

 今回は以上となります。

 それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!

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