僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ47号(2022)のおすすめ作品3選
ハンターハンター
なんていっていいのか分かりません(笑)。
何年ぶりか……2.3年ぶりくらいの連載再開、Cカラーでした。
正直もう連載再開は無いと思っていたところもあるので、なんか信じられない気持ちが大きかったです。
扉絵にはゴンと「幽遊白書」の幽助が描かれており、下の目立たないところには編集部から「※本編に登場しないキャラがいます」の注意書きが。
そんなクスっとする要素を含むハンターハンター。
幽助はもちろん、ゴンも出ませんでした(笑)。
キルアもクラピカも出ていません。
そもそも、現在がどんな状況なのかは単行本派ではない人には把握するのが難しく、本編前のあらすじ復習を読んでも「そんなんだったっけ?」くらいです。
それでも変わらない面白さっていうのはちゃんとあったので、作品としての強さを見せつけられました。
まあ、でも……久しぶりの連載が「こいつら誰やねん?」ってキャラで占められていたのはアレでしたが(笑)。
ONE PIECE
情報満載で面白かったです。
まずは扉絵連載にクザンが描かれていたのが衝撃でした。
先週は凍ったクラッカー、プリンがさらわれたことが分かる内容で、いよいよ「クザンは黒ひげの一味といる」という考察が現実味を帯びてきていました。
そして今週、黒ひげ海賊団・三番船船長ヴァン・オーガーと並んでいる姿が描かれていたことでほぼ確定的に。
いっしょにプリンも確認できましたが、プリンにいたっては本編にまで登場と、かなり扉絵連載ともリンクするものでした。
肝心の本編はというと、ローVS黒ひげ、ルフィ達とボニー、そしてサニー号の面々と、それぞれの場面が描かれるボリューミーな回となりました。
意外というとあれですが、ロー率いるハートの海賊団が黒ひげ海賊団を海戦で圧倒しているのが印象的でした。
一方、ルフィたちはボニーから父・くまのことを聞かされます。
いろいろ分かった部分もあれば、それによって分からない点も出てきました。
それを考えるヒマもなく、最後はサニー号のメンバーへと視点は変わりますが、ラストではベガパンクとドラゴンが知り合いであることが判明しました。
会話の内容から知り合い以上の関係と思えましたが、こうなると、なぜ革命軍のくまをベガパンクがサイボーグ化したのかも複雑な事情がありそうです。
情報たくさんで読むのが飽きない、今週いちばんの作品でした。
あかね噺
良かったです。
今週の巻頭カラー担当。
前座修行をしている朱音が「開口一番」を任され、落語「山号寺号」を披露する内容となっていました。
意外に、ここまで朱音が最初から最後までちゃんと落語をしている場面は初めてなんじゃないかな、ってくらい新鮮な感じがありました。
落語の内容や、朱音の仕草なんかもサマになってきており、読んでいて面白かったです。
オチは朱音オリジナルのもので、確かにスカッとはするもののちょっとした波乱がありそうな感じではありました(笑)。
まだまだ知らないところ、至らない点もある主人公ですが、確かな成長が感じられる回でした。
週刊少年ジャンプ47号(2022)の全体の感想
面白かったです。
表紙は「逃げ上手の若君」、休載は「呪術廻戦」、「ブラッククローバー」。
なにより、「ハンターハンター」の連載再開が大きいジャンプだったと思います。
内容自体はゴンやクラピカ、幻影旅団すら絡まないものだったにも関わらず、緊張感あるストーリーと「ONE PIECE」の後という連載順が良かったです。
ここで作った流れは強力で、そこから「僕のヒーローアカデミア」、中盤に「高校生家族」なんかを持ってこれたのはかつてのジャンプらしさが感じられました。
また、今週はJ金未来杯エントリーNo.5、白咲しろくま先生の「恋の曜日の世崎さん」が掲載されています。
内容は、謎多い少女・世崎七色をクラスメイトの男子・星巻透の視点から描くというもの。
個人的な感想としては「ごちゃごちゃしている」って感じでした。
内容自体は別に面白くないわけではないのですが、それやるなら最初から七色メインでやれば良かったのでは?と思ってしまいました。
たしかに七色から始まってはいるんですけど、変に「謎の存在」として描かずに全部明かして本編入った方が読みやすかったかな、って感じました。
今週は、同じく読切として掲載されていた「龍とキョンシー」という作品があるんですが、こちらの方がレベルは高く面白かったです。
〇
〇
〇
そんな感じの今週号でした。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
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