僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ17号(2023)のおすすめの作品3選
ONE PIECE
強すぎて面白かったです。
前半はベガパンク・欲(ヨーク)の計画が明かされていました。
世界政府の思惑を悟ったヨークは、他のベガパンク達に先んじてセラフィム達に指示を出していたんですね。このシーンはセラフィムが「はい」と素直に命令を聞いていたところが印象的でした。S・スネークがヨークにサムズアップしているところを見ると、けっこう融通が利くんだなと。
その後はエッグヘッドに近づく海賊船が描かれ、場面はシャンクスvsキッドに移るのですが……。
エッグヘッドに近づいてきた海賊船の海賊旗には、3つのドクロがありました。これは黒ひげの旗を意味するのでまだ何か起こりそうです。
キッドを迎え撃つために、シャンクスが仲間の面々に言葉をかけられながら甲板まで上がってきます。この辺りは余裕しゃくしゃくといった感じで四皇のオーラを見せつけていましたよね。
ここまでは読者である僕自身も「キッド勝てねえよ」と思っていたのですが、キッドは電磁砲で「10秒で壊滅させてやる!」とその銃口を赤髪海賊団へと向けます。
ここでシャンクスが一気に表情を変えるのが良かったですね。見聞色の覇気による未来視で、船団が文字通り壊滅する未来が見えたわけです。
まあ、このあとはシャンクス1人でキッドとキラーを倒され、船はドギーとブロギーの「覇国」により真っ二つに。そのうえ「ロードポーネグリフ」の写しも全て渡してしまったので、完全敗北といえます。
極めつけはナレーションでの「キッド海賊団壊滅」。
初登場から二十数年経ってようやくシャンクスの技が描かれ、それがロジャーも使っていた「神避」だったところ。シャンクスも驚くほどの強さに成長していたキッドなど、見どころがたくさんで面白かったです。
暗号学園のいろは
普通の学園漫画っぽくて良かったです。
学級兵長選抜戦の途中ですが、一学期に一度の「Un暗号デー」ということで、いろはのクラスも暗号抜きのレクリエーションを行うことに。
暗号関係や暗号を連想させるレクリエーションも却下されるため、要塞村の提案である「バウムクーヘン作り」が採用されます。
ここからは全員で協力してバウムクーヘンを作るだけでした。
「レシピも暗号みたいなもの」ということで、レシピ抜き。材料もクラス全員で集めて作ります。
いろはは縁沙と小麦粉作り。その他のクラスメイトも「牛乳班」「鶏卵班」「竹取班」に分かれ、火付け、薪割り、椅子作りまで一からみんなで作り上げていきました。
頭が痛くなる暗号対決が続いてきたなかで、初めてホンワカした雰囲気の回といえ癒されました。
料理を材料から作る、最後の東洲斎によるバウムクーヘンの成り立ちなど暗号学園が軍人を育てる機関であることも再認識させてくれたと思います。
ギンカとリューナ
重くて良かったです。
ギンカの過去が描かれた回となりました。
本編は現在、リューナが「記憶の魔術」を使いマガラカを倒したところなのですが、その代償にリューナは記憶を失っている状態。
そんな状況の中、冒頭から双角の生えた少年がぶん殴られるところから始まります。
この少年が若いころのギンカであり、ナレーションでは「これは、一人の少年が魔術師になるまでの物語」と紹介されていました。
冒頭でギンカを殴っていたのは、ギンカを雇っている旅籠のおかみさんだったようです。また、ギンカには双子の妹がいるのですが、領主に買われ離れ離れの状態。
その時の領主の言葉により、ギンカはお金を貯めて妹を買い戻そうとしている、そのために多少の苦しみは我慢している……そんな感じです。
ある日、ギンカは森で言葉が通じるウサギと出会います。変わり者同士、ギンカとウサギはお互いの心境を語り交流を深めていきます。
ギンカはコツコツとお金を貯めていき、ようやく目標の額に達し領主の城まで向かうのですが……。
森のウサギの前にボロボロのギンカ、背中には矢が何本も刺さっている状態でした。
「妹、もう死んでましたっ……」
泣き叫びながら、自分の愚かさを後悔するギンカに、ウサギは「君は運命を信じる?」と言葉をかけます。
「あの森で私達が出会ったのは偶然?」
「旅籠に売られたのは?」
「その角を持って生まれたのはどう?」
「君の妹が生まれて死んだことに意味があった?」
そこでウサギは、ギンカの母親が死んだことにも言及します。ギンカの母親は流れ星に当たって死んだと語られていましたが、それはただの流れ星でなく、強大な魔力を生み出す月輪の欠片。
それにも意味があるとしたら?もしもギンカが運命を信じるのなら、君は強い魔術師になる。ウサギはそう言いました。
その半年後、一つの城が落ちます。
「俺はいつも間違えた」
お金を貯めたりせず、すぐにでも妹を取り戻しに城へと向かうべきだった。今さら城を落としたところで妹が帰って来るわけではない。後悔に復讐を重ね、さらに後悔を重ねていくギンカ。
ギンカに魔術を教えたウサギの名前はマガラカ。
そして今、ギンカはまた間違えたと己を責めます。
今度こそはもう間違えないと。
掲載順位こそは最後から2番目でしたが、内容自体は今週一番でした。
週刊少年ジャンプ17号(2023)の全体の感想
めちゃくちゃつまらなかったです。
表紙巻頭カラーは「ブラッククローバー」、休載は「呪術廻戦」。
良いところがほとんど無いジャンプって感じでした。
「ONE PIECE」と「ギンカとリューナ」が良かったくらいしか言えることが無いです。
なんていうか「アンデッドアンラック」とか「ウィッチウォッチ」とか、1つ1つを見れば面白い作品はちゃんとあるんですけど、それが続かないというか。
この2作品が「めちゃくちゃ面白い!」ってわけでもなかったので、ワクワクが続かない……みたいな。
「マッシュル」のとこに入った途端に残っていたワクワクも0になりましたし。
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そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
Twitterもやっているので、フォローしてくれると嬉しいです!
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