絶賛配信中の【遊戯王マスターデュエル】。
このゲームにより「初めて遊戯王で遊ぶ」「いい機会だし復帰してみた」――のような人も多くいると思います。
……ただ、遊戯王OCGの歴史は実に20年を越えます。
その歴史やルール把握に時間を取っていたらいつまでも遊ぶことは出来ません。
「でもいきなり入っても分からないし……」
そうです!何事も最初から上手くはいきません。ルールや細かい点は遊んでいる内に覚えられますので、まずは……
とりあえず強いカードの定義だけ覚えておけばOK
❝数学で公式だけ覚える❞ようなものですので、「こういうカードは強い」と分かるようになれば大分遊びやすくなるはずです!
遊戯王で❝強いカード❞
じゃあ早速書きますが、❝遊戯王で強いカード❞とは、
デッキの潤滑油となるカード
です。
細かく書くと
デッキの潤滑油となるカード=展開を助けるカード
となります。
実際のカードテキストだと
・「~をデッキから手札に加える」
・「~をデッキから墓地に送る」
・「~をデッキから特殊召喚する」
今は「は?」となっても何も問題ありません。ただ、以上三つの文章がカードテキストに書かれていた場合「あー強いんだな」と思っといてください。
「灰流うらら」について
遊戯王マスターデュエルが配信されて以降、多くの初心者・復帰勢に対し「とりあえず『灰流うらら』は三枚入れろ」と薦める経験者を多く見かけました。
以下『灰流うらら』の効果テキストです。
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
気づいたでしょうか?
強いカードの定義として挙げた三つの文章は、そのまま『灰流うらら』の効果テキストでも確認できるのです。
『灰流うらら』は確かに❝強いカード❞ではありますが、強さのベクトルが違うんですね。
つまり、❝強いカードを無効にするから強い❞というだけで、『灰流うらら』一枚が単純に強いわけではないのです。
これを初心者が理解するのは非常に難しく、変に「うららは強い」と思っていると強いデッキを作れなくなります。
現状トップデッキと戦うには『灰流うらら』はほぼ必須ではありますが、最初はそんなの気にせず、ただ自分が使いたいカードを「どうやったら活躍させられるだろう?」という一点だけでデッキを作った方が絶対に良いです。
『灰流うらら』の強さとは、いわば❝守り❞の強さであって、初心者が守りを固めたところで勝てないのと一緒なのです。
はじめはボコボコにされようとも、絶えず攻めの一手で勝ちを狙いに行くことをオススメします。
まとめ
遊戯王で強いカードの見分け方として、「三つの文章」を覚えましょう。
・「~をデッキから手札に加える」
・「~をデッキから墓地に送る」
・「~をデッキから特殊召喚する」
初心者の方にこの強さを分かりやすくポーカーとか麻雀で説明するならば
・ポーカー=欲しい札を手札に出来る
・麻雀=欲しい牌を手牌に出来る
です。
ロイヤルストレートフラッシュも役満もやり放題です。マジでそれをやりまくるのが❝現代遊戯王❞です。
「イカサマじゃん!」と思うかもしれません。
そうです。
イカサマなんです!
それが公式で認められているから強いんです!!(笑)
そのイカサマを咎めるのが『灰流うらら』や『増殖するG』のため、これらのカードが必須カードとして紹介されています。
ですが、その強さはあくまで防御的な強さであり、初心者が何も考えずにデッキを組んだところで手札事故の確率を高めるだけとなりかねません。
まずは上記の三つの文章を念頭に、好きなカードを見つけてそのカードを活躍させることを突き詰めていけば、必ず強くなれるはずです!
それでは、僕はこれでターンエンド!Twitterもやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!
コメント