僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ36・37合併号(2024)のおすすめの作品3選
今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
ONE PIECE
ジョイボーイの覇気が、色々と伏線回収になっているとの考察が面白かったです。
相変わらず、ベガパンクの配信とエッグヘッド脱出を急ぐ麦わらの一味とそれを追う五老星が描かれ話自体はそれほど進行していません。
ただ、今回重要に感じたのは動き始めた鉄の巨人・エメトの過去回想シーン。ジョイボーイと会話しているところが描かれていました。
もちろんジョイボーイはシルエットが分かるのみでしたが、会話シーンもはっきり描かれていたのは初めてのように思います。
そして、前話からエメトが言っていた「イザッテトキ」に使うのが「エメトの体内に込められたジョイボーイの覇気」と判明しました。
回想シーンで「最大級の覇気」とジョイボーイ自身が言っていたので、ジョイボーイが本気で覇気を飛ばしたらこんな感じなのだろうと予想できます。
結果、五老星全員の変身を解き、エッグヘッドからも強制送還させられました。さらに、ジョイボーイの覇気をそのまま感じたか五老星から間接的に察知したのかは分かりませんが、イム様が絶叫するほどの威力。
カイドウやローも言っていたように、覇気という存在はワンピース世界では思っている以上に大きなワードなのかもしれません。
さらに、この覇気を結ぶというよく分からない技術が、実はウェザリアでかつてナミがハレダスに見せてもらった技術と同じではないかという考察がありました。これがかなり説得力のある伏線回収で、読み終わったあとでしたが、驚きました。
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今回、ワンピースの扉絵にはスモーカーが務めていましたが、その扉絵タイトルが「22年前に愛知県の少年が描いてくれたスモーカーの絵をマネしてみて」というものでした。
これは、この号で最終回を迎えた「僕のヒーローアカデミア」作者、堀越先生への尾田先生からの粋なメッセージともなっています。
どれほどのことなのでしょう。22年前から憧れていた漫画家と一緒に同じ雑誌で連載し、ジャンプを代表する作品の一つを生み出し、それを無事に終わらせるということは。
最終回作品をおすすめには挙げませんので、ここでヒロアカ最終回を労いたいと思います。
おつかれさまでした!
あかね噺
きれいにまとめられていました。
師匠・阿良川志ぐまの独演会で開口一番を任せられた朱音。今回は、その開口一番で披露する前座噺『初天神』が志ぐまと朱音の思い出を通じて描かれていました。
この直前に、朱音は色んな経験をし、色んな趣味を持つことの重要さを志ぐま教えられています。
それが活きた回でもあり、見事に開口一番を務めあげることができたといえます。
変に引っ張ることなく、1話で『初天神』と朱音や兄弟子ふくめた志ぐま一門の思い出などもまとめて描かれていて、きれいにまとめられている回となりました。
ちょうどいい塩梅の感動回ともいえ、読後感もとても良かった点がポイント高かったです。
カグラバチ
楽座市、閉幕。
漣一門と当主・京羅との決着。それによる楽座市の閉幕と、区切りのついた一話となりました。
同時に進展もあり、ここからチヒロ・ハクリ・緋雪、さらに神奈備とももっと関わっていくことが予想されます。
主人公まわり……というか、ハクリが大きく成長し戦力として加わることが確定しましたので、緋雪とも共闘関係をつづけてほしいですね。
ただ、この長編で神奈備が結構きな臭い集団というイメージがつきましたね。まあ、世話みてくれている柴さんも抜けているみたいだし、一筋縄でいかなそうです。
週刊少年ジャンプ36・37合併号(2024)の全体の感想
良かったです。
表紙巻頭カラーは「連載キャラが集合してダンス」しているもの。
まあ、まずは「僕のヒーローアカデミア」最終回が掲載されたジャンプというのがでかいです。
一つの歴史がまた幕を閉じました。個人的な話にはなってしまいますが、ジャンプを読み始めて1話から最終回を見届けた作品は数えきれません。そのなかで、長期連載でいえば「NARUTO」が思い出されます。
ヒロアカも1話を読んだ時は「あ、絶対ながく続くな」とそのくらいには思っていました(笑)。この時点では「逢魔ガ刻動物園」の作者とすら認識していませんでした。
終盤、中だるみしたように感じるところもありましたが、ちゃんと終わらせることが出来たんだなと思います。
ただ、やっぱりさびしいですよね。長く続いた作品の最終回を読むのは。
そして、今週号は「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が特別読切として掲載されています。
それもそのはずで、オリンピックの年……つまり、日暮を出さなきゃいけませんから。
しかし本編は、日暮が起きることはなく大原部長の有能さやカッコよさを再認識させられるストーリーとなっていましたね(笑)。
ヒロアカにこち亀と、なにか懐かしいジャンプを読んでいる気がして温かい気持ちになりました。
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そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!X(エックス)もやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!
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