僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください

週刊少年ジャンプ20号(2025)のおすすめの作品3選

今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
カグラバチ
三つの妖刀、三人の妖刀契約者によるバトルが見どころ。
淵天・飛宗・酌揺を抜刀したチヒロ・座村・昼彦。
毘灼や神奈備などを縛り、拮抗状態を強制的に作り出していた座村の術が解け、飛宗の切っ先はまず昼彦の首を斬り跳ねます。
ここで飛宗の能力の一辺が解説されていて「飛宗使用時の彼は、舞う羽根を通し周辺を知覚する。飛宗の能力の一つ”鴉”は、舞う羽根と自分の位置を入れ替える」とあります。
盲目の座村には非常に相性がよく、相対する敵に対しては強烈なスキルといえます。
ここまでで座村の強さの描写は十分にされていたので、昼彦の首がいきなり飛んだシーンも結構すんなり受け入れることができました。
しかし、ここからは妖刀と契約者同士のバトル。既に昼彦の妖刀・酌揺の能力が発動しており、座村が斬った昼彦は幻覚によるものが分かります。
その場にいる全員を「酔い」による幻覚に陥らせ、昼彦自身はその場を離れていました。
チヒロ自身も淵天の力で三半規管を強化。昼彦をその足で追います。
良かったのは昼彦の戦闘意欲が減退していなかったところ。廊下の先にチヒロを認めるや、お互いソッコーで斬り合います。
チヒロと昼彦の再戦が幕を開け今週はおわり。
座村の術が解けたことで毘灼が動き出したところも少しだけ描かれていましたね。休憩時間なし。ずっと動きのあった一話で退屈しませんでした。
魔男のイチ
今週センターカラー。
なんかエグイ展開になりそうで楽しみです。
バクガミ様の習得を宣言し、バクガミ国の人間全員から追い回されるイチ。その隙に乗じてバクガミ本体を教習するデスガラス。
告解(ゴルゴンダ)によって、バクガミ様の中にいた魔法本体の名前を聞き出します。
バクガミ様の中にいた魔法は「幸辛」の魔法で、”反人類魔法”であることも告白します。
「幸辛の魔法」は、人間の辛い思い出を消し去り幸せな記憶を与えると認識されていましたが、実際は消し去った辛い記憶を何倍にも増幅させ本人に返すことを目的としていたのです。
そして、近日執り行われる祭りの日にバクガミ国の人間から吸い取った悲しみを全員に返すこと。そうすることで見られる阿鼻叫喚こそが「幸辛の魔法」の真の目的だったことが明かされます。
無論、それを黙って見過ごすデスガラスでもないので告解でそのまま習得条件を聞くのですが……。
条件は「10年間ため込んだ悲しみを全て受け止めること」。そして、その試練を受ける人物は「幸辛の魔法」が指名できる。
指名したのはゴクラクの姉リチア・カガミでした。
バクガミ様を見つけ、国中の人間に広めていったのがバクガミ国の王女であり、自身もその魔法によって助けられたリチア。
リチアは裏表の無い、良い人であり良い王女ではありますが、けっして強い人間ではないと思います。10年分の国中の悲しみを背負えるかと言えば……無理ですよね。
代わりに弟のゴクラクがその役目を負うと言う展開も「挑戦者は魔法が指名できる」が否定します。
どうなるんですかね(笑)。エグイ展開にはなりそうだし、なってほしいんですけど。

ひまてん!
今週センターカラー。
初めて見るかもしれない擬音とヒロインの感情が確定するシーンが丁寧で〇。
ストーリーの流れは夏休みのお祭りと花火に一緒に行けなかったヒマリの自宅に、主人公・殿一が訪れ何か良い感じになるんですね(笑)。
殿一がヒマリのマンションのエントランスに来ていることを電話で知らせた時、「まじで!?」と共に出てきた擬音(?)が『ひぱぁぁ!!』なんですよ(笑)。
ちょっとだけ解説すると、本作のキャラは感情が高ぶると独自の擬音を発します(例「ヒマッ!」「ぽのっ!」とか)。それが「ひぱぁぁ!」は初めて見た……と思います。
感じ的に最上級の擬音だと思うので、これだけでヒマリがかなり嬉しかったのだと読み取れます。
実際それは正しく、なんやかんやでラストにヒマリ自身が殿一に抱いている感情を「初恋」であることを認めています。
正直な話、毒にも薬にもならない漫画作品……特にラブコメなどをおすすめするのは近年控えてきましたが、今週の話は薬になると判断し、おすすめ作品に挙げました!
週刊少年ジャンプ20号(2025)の全体の感想

面白くなさすぎ!
表紙巻頭カラーは「僕とロボコ」。休載は「ワンピース」。
まず、ぶん投げますけど……面白かったです?今週のジャンプ。
おもんなさすぎんか?「ワンピース」休載はもう関係ないです。今の「ワンピース」自体そんな面白くないので(笑)。
「僕とロボコ」から感想行きますか。これはね、いつもどおりながらもパロディに走り過ぎているんですよね。
いつもどおりと言えばいつもどおりなんだけど……しつこすぎる。そもそも毎回毎回コミックスカバーで有名な漫画のパロディになっているわけです。「僕とロボコ」だから許されている感が気持ち悪い。
さすがに許可は取っているとはいえ、作者本人はカバーの構図とかアイデアとか一切考えなくて良いわけじゃないですか?作家によってはカバーイラスト考える大変さが割に合っていなくて描かない人とかもいたと思うんですよ。「アヒルの空」とかそうだったんじゃないかな(すいませんこれは未確認情報です)。
そこが納得いかない。ギャグ漫画だから許せよと思うかもしれませんが、ジャンプコミックスとして20巻出ているんですよ。アニメ化映画化しているわけですよ。さすがにパロディは控えめにしていってほしい。
次は「ウィッチウォッチ」です。
アニメも始まって押していく作品ではありますが、いい加減ニコを元に戻さんかという話(笑)。アニメのニコとジャンプのニコ何でこんなに違うの!って驚く人いません?
どうしてニコが小さくなったのかも何か曖昧だし、作者小さい女の子描きたいだけなんじゃないのかってくらいずっと子供。
とまあ、面白くないところはいくらでも書けるんですけど、さすがに疲れるので今週はここまでにしておきます。
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それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!X(エックス)もやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!


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