僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ02号(2025)のおすすめの作品3選
今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
ONE PIECE
昔のワンピースっぽくて〇。
エルバフに到着し、ルフィたち麦わらの一味のテンションも高まります。巨人族たちも皆歓迎モードで宴の準備も万端といった感じでした。
ただし、今週の主役はロビンとサウロでしたね。
冒頭から幼いロビンがどれほど悲惨で不遇な時代を過ごしたのかを描き、それでも頑張ってこれたのはサウロや母親・オルビア、オハラの研究者たちの意志があったから。
サウロとの再会シーンはロビンとサウロの出会いのシーンをセルフオマージュしたような構図になっており、そこから二人だけの会話が続きます。
サウロの「驚いたな……」で幼少期のロビンと現在のロビンを重ねているシーンだけで何か泣けましたね(笑)。
平気そうだったロビンも最後は気持ちが込み上げてきて、サウロと一緒に号泣してしまっていて、それに麦わらの一味の面々ももらい泣きして今週は終わり。
最近のワンピースでこういう泣けるシーンはしばらく見てなかったので、昔のワンピースを読んでいる感じがして良かったです。
あと、何気にルフィが船長っぽい発言していたところも見れて良かったかも。
鵺の陰陽師
アツさと本作らしさの出た回。
吏童副隊長との激闘から一転、気を失った学郎は身動きの取れない状態にされ、結局代葉を行かせてしまう事となります。
この辺りは良かったですよね。意識ははっきりしていて「藤乃さんは連れて行かせない!」ってはっきり言うところや、状況的にそれが絶対にできないことの無力さや怒りとか。
ただラストシーンが唐突というかなんというか(笑)。
王道な展開としたら、一時撤退しつつも仲間と一緒にヒロインを助けに行く……みたいな展開であれば違和感も何もなかったのですけど。
ラストは、いきなり学郎が廊下を這いずって「俺が必ず助けに行く……!」って決めて終わってんですよ。
唐突すぎん?(笑)。
学郎は校舎の屋上みたいなところに残されてて、そこからある程度時間は経ったんでしょうが、屋上からいきなり廊下を這いずっているわけですから。
その場面転換が急すぎてですね。
ただ、これが、なんていうか、この違和感が本作の良いところでもあるんですよ(笑)。
ここ最近はとても王道な話で初期のようなセンスはもう見れないかと思っていましたが、センスは変わっていなくて安心しました。
願いのアストロ
面白くはないけど……な回。
氷室との戦いを制し、アラガネを手にしたヒバル。それから一週間後、世剣組総本部に仲間を集めて今後について話し合います。
そのなかで、アラガネは全部で6つあり、そのうちの2つを敵対している獅鷹が所持し、1つをヒバルが所持している状況だとまとめられていました。
個人的にこのシーンでようやく”今作がやること“みたいなのが分かった気がしました。
ドラゴンボールならドラゴボール、ワンピースならワンピースをさがすの物語の本筋というか。それが分かっていればシンプルに読めるじゃないですか。
「願いのアストロ」は、それがよく分からなくて。アストロに目覚めた原因を探すのか?極道のいざこざというか兄弟げんかが主題なのか?とか。
アラガネを集めるんだ!っていう(笑)。
アラガネも最初から出てきたような記憶が無くて、キンパの親が研究か何かをしていてそれを氷室が狙っていた。つまり、「ぽっと出アイテム」としか認識していなかったんですね(笑)。
特に面白い話ではなかったですが、やることが分かってちょっとだけ理解度を上げることが出来た回でした。
週刊少年ジャンプ02号(2025)の全体の感想
面白くないでしょ!
表紙巻頭カラーは「僕とロボコ」、休載は「逃げ上手の若君」。
面白い作品は一つも無かったですね。「ワンピース」は昔っぽさがあったってだけで、面白い回ではありませんでしたから。
まあ「ハンターハンター」が今週でまた休載に入りましたけど……。「ハンターハンター」も連載再開して面白い回あったか?というか、今なにしとん?って感覚ばかりで何一つとして僕は覚えていないです(笑)。
よく分からんキャラと、ちょっとだけ顔出しているキャラが脳が理解を拒むカードゲームしている最中になんか緊急事態宣言みたいなの出て終わり。そのくらいの印象しかない。
クラピカって今なにをしていて、これから何をしなきゃいけないんだっけ?
そういう読者としての問題があっちこっちに散らばっていてもう修復不可能。このまま突っ走るしかねえ!な状態です。
「別にまあ、終わらないしいっか」で済ます、非常に良くない作品となってしまっています。
また、今週号には読切「アップル」が掲載されています。原作は「約ネバ」の白井カイウ先生、作画は「アナノムジナ」の天野洋一先生。
「アップル」の話は置いといてですね。天野先生のことを書こうと思います。
天野先生は長年ジャンプを読んでいる読者ならお馴染みの漫画家さんでして、個人的には「AKABOSHI-異聞水滸伝-」の印象が強いです。
はじめて読んだのは「ウサギとカメとストライク」という作品だと思います。
特徴としては画力がくそ高いこと。今回の「アップル」も読切だからこれだけ仕上げているわけではなく、週刊連載でこれくらいのものを毎回出していたと記憶しています。
ただ、作品に恵まれないという。画力は圧倒的なのにヒット作がない漫画家第一位です。
これがジャンプの良いところだとも思いますが(絵が上手いだけじゃ売れない)。
〇
〇
〇
そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!X(エックス)もやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!
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