梅雨……明けましたかね?(ここを書いている時には梅雨明けていると思っていましたが、まだ明けていません笑)
そうなると暑くなりますよね。
暑くなったら食べたくなりますよね。カレーを(笑)。
そんなわけで今回は「スパイスカレー」についての本を紹介していこうと思います!
カレーの本って何か……読みたくなりません?読みたくなるんですよ!(笑)単純にスパイスカレーについて興味があったのも読もうと思ったキッカケなんですが(笑)。
そして、そんな知識の無い僕にもスパイスカレーが作れるのか?実際に作ってみた感想も書いてみましたので、そちらも読んでくれたら嬉しいです!
「私でもスパイスカレー作れました!」
「私でもスパイスカレー作れました!」は、スパイス料理研究家:印度カリー子さんがイラストレーター:こいしゆうかさんにスパイスカレーの作り方を教えるといった内容を漫画で描いた本です。
レシピ本ではないですし、写真はほとんど掲載されてはいません。が、ほぼ全編漫画ですのでめっちゃ読みやすいです。
内容も「料理が苦手なこいしゆうかさんでもスパイスカレーを作れる」といったものなので、必然、料理初心者でも解りやすいしちゃんとスパイスカレーが作れるようになっています。
解りやすいというのは、「難しいことをいちいち覚えなくても良い」って所なんですよね。
そもそもスパイスって聞いただけで難しそうじゃないですか。市販のカレールウ使わないんですよ?そんなんでカレー作れるのなんてインド人だけじゃないんですか!?(笑)
そんな不安も抱きながら読み始めたんですけど、すぐに「あれ?スパイスカレー作れんじゃね?」って思い始めていたんですよね(笑)。
そもそもスパイスがスーパーに売ってることすら忘れていましたからね。塩とかコショウとかしか見ていませんでした(笑)。
で、そのスーパーにも売っているようなスパイスだけでスパイスカレーは作れることに加え、どのスパイスも全て小さじ①、加える水や牛乳とかも全て100mlと、料理する上で面倒な分量なんかが覚えやすいので意外ととっつきやすく感じました。
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スパイスカレーの良い所
とはいっても。
「別に普通のカレーで良くない?」ともなりそうです。
親しみありますし、わざわざスパイスカレーに手を出すのもちょっと……そんな感じですよね。
しかし!カレーとスパイスカレー……同じカレーでも異なる料理。この二つはそれぞれに良い所があるんです。
僕が本書で知ったスパイスカレーの良い所をちょっとだけ書きますね!
少ない材料で作れる
カレーって具沢山なイメージありますけど、スパイスカレーは基本的に
- 玉ねぎ
- トマト
- メインになる具材1種類(肉・魚・野菜とか)
- スパイス各種
- 塩
で出来上がります。カレールウも使わないし意外と簡単に見えません?ちなみに本書では玉ねぎとトマトは必須で、それ以外は自由な組み合わせ方が出来ると書いてありました。
あとはここに水やヨーグルトを加えていきます。
ダイエットになる?健康になる?
スパイスカレーを作る上でもう一つ重要な要素……それがダイエットになる!!
ってことです(笑)。
これは(本書内での)印度カリー子さんの談であり、僕自身が実感しているわけではないのですが……スパイスカレーにはダイエット効果もあるみたいなんです。
ダイエットに繋がる?スパイスカレーの特徴!
- 使う油が少量(大さじ1)
- 必ず使う具材がヘルシー:玉ねぎ、トマト
- メイン具材を自分で選べる:肉以外でも豆腐やキャベツでも全く問題ない
- スパイスによって得られる刺激が満腹感を促す
4つめは、「普段なじみのないスパイスが脳を満足させて少しの量でもお腹が満たされる」って事らしいです。より詳しく書くと、匂いが嗅覚を刺激しているのだと。
印度カリー子さんは一年ずっとスパイスカレーを食べて7キロやせたと書いていました。自分が好きなものなら苦もないのでしょうが、どうでしょう……一年毎食スパイスカレーって食べられます?(笑)
ですが、確かにスパイスの匂いというものはかなり新鮮でした。あまり嗅がない匂いが嗅覚と脳を刺激するというのは正しいかもしれませんね。
味も(僕は)美味しかったので、これを食べ続けた結果やせられるならダイエットとして試してみても良いのかも……僕はそんなの関係なく、食べたいもの食べているんですけど(笑)。
健康になる?スパイスの効果
意外だったのは「スパイス=調味料」じゃないんですよね。前述しましたが、スパイスはどちらかというと【匂い】、味付けには関係ないみたいです。ちなみにスパイスカレーの味付けは塩のみです。
それもそのはず、スパイスって食べる漢方と言った方が近いんですよね。
例えばターメリックってカレー作る上でもよく聞くじゃないですか?これウコンのことですからね。二日酔いに効くあれですよね。肝臓の調子を整えてくれます。
他にも、クミンは胃腸の調子を整えてくれますし、カルダモンにはリラックス効果・ショウガは体をあっためてくれます。
これで美味しいんですから……スパイスカレーって良いとこしか無くないです?(笑)
実際に作ってみよう!
そんなわけで僕も実際に本書を参考にスパイスカレーを作ってみました。
注:これを書くまでに何回か作っていますので、ガチの一回目ではありません(笑)
〇材料
ベースとなる玉ねぎ一個(みじん切り)・トマト一個(ざく切り)、メイン具材はとりモモ肉(二分の一枚・一口サイズに)
個人的に玉ねぎをみじん切りにするのが面倒でした。時短のためにも冷凍の玉ねぎみじん切りやホールトマトもオススメされていました。
〇スパイス各種・塩
全て小さじ①。必須のスパイス三種と、ハンバーグを作る時に買ってそれ以来使用していなかったナツメグ(もったいなかったんで笑)。
〇玉ねぎを炒める
玉ねぎを強火で10分間炒めるんですが、ここが一番しんどいです(笑)。でも、頻繁にフライパンを振ることになりますので、その練習にはなったかもしれません(笑)。
本には写真も載せてくれていましたが、僕のこの画像よりもまだ黒かったと思います。
あと、フライパンにコゲがくっつくかもしれないのでそこは注意してください。
〇トマトを加える
ざく切りしたトマトを入れ、潰しながら玉ねぎと混ぜ合わせます。この辺りからカレーのベースっぽくなってきて「おっ」ってなりました(笑)。
〇スパイスと塩を加える
スパイスを投入。ここら辺はあまり火にかけずさっと終わらせます。
かなりネチョネチョしてきてスパイスの匂いが一気に広がります。ここまで来たらあと少しです!
〇完成!
あとは牛乳(または水・またはヨーグルト)とか肉を入れたりなんやかんやしてこうなりました(笑)。
これどうなんですかね?僕は美味しく感じたんですが、肝心のスパイスカレーというものを食べたことが無いので見た目や味がわからないんですよね(笑)。
でも美味しそうに出来たと思います!
食べた感想としては、ホールトマトと生のトマトで味はちょっと変わるかなって思いました。
生のトマトを使った場合、酸味というか少し酸っぱさがあったのに対してホールトマトはマイルド……って感じです。ただどちらも美味しいのは変わりないので、それぞれ一度作ってみても良いと思います。
調理時間は大体30分くらいだったと思います。
まとめ
スパイスのこと、スパイスカレーのこと。材料やスパイスの組み合わせ方。色々な知識を漫画で少しずつ知れる他、スパイスカレーを食べてみたい人、作ってみたい人、カレーが好きな人、料理のレパートリーを増やしたい人——「私でもスパイスカレー作れました!」はそんな人たちにオススメ出来る一冊となっていました。
スパイスカレーはもちろん、スパイスのことをほとんど知らなかったのでとても興味深かったです。漫画ですから時間をかけることなく読める所も良かったです。
あとは、スパイスカレーは僕らの思う「カレー」よりも「みそ汁」に近い考え方をすれば美味しく出来上がるっていうのが印象的でしたね。
- 発売日:2019/06/07頃
- 著者/編集:印度カリー子・こいしゆうか
- 出版社:サンクチュアリ出版
- 発行形態:単行本
- 必要読書レベル:☆
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今回はスパイスカレーについて書きましたが、普通のカレーだって好きですからね!
カレーの本は(スパイスカレー含め)たくさん出ていますので、また興味のある本について書くかもしれません。
それでは、ここまで読んでくれてありがとうございました!
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