僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ50号(2022)のおすすめ作品3選
一ノ瀬家の大罪
今週からスタートの新連載作品。作者は「タコピーの原罪」のタイザン5先生。
一ノ瀬 翼は自分を呼ぶ妹の声で目を覚まします。
そこは病院で、目の前には家族全員が翼を心配そうに見つめていました。
しかし、翼は家族のことを知りません。そう、翼は記憶喪失だったのです。
それを知った家族はガッカリしたように「まじかぁ~」と崩れ落ちます。
実は翼以外の家族も、全員が記憶喪失になっていました。
原因は旅行中の事故で、脳に異常はなかったものの一時的に全員が記憶を失ってしまったようです。
最後に目を覚ました翼を記憶の頼りにしようとしていた分、他の家族の落胆は大きかったんですね。
そんな状況のなか、翼たちは「架空の旅行の思い出話」をすることで記憶を取り戻そうとします。
もちろん、そんなもので記憶が戻るはずもなく。しかし、家族の信頼感や絆はある程度修復し、明るい希望を持って退院して家に帰ってきました。
そして、記憶を取り戻す一番の手がかり「自分の部屋」。そこに家族全員が入ったとき、「自分たちが、普通ではなかったかもしれない」事実を知るのでした。
タイトルの「大罪」とある分、アットホームな物語ではないとは考えて読んでいました。
あの「タコピー」の作者でもありますし。
乱雑なテーブルの描写や翼の部屋など、ここから先を知ることが怖いと思わせる要素が後半一気に出されたのは良かったです。
ONE PIECE
歴史の核心と、あるキャラクターにアツくさせられた回でした。
ベガパンク(正義・シャカ)に22年前のオハラの話を聞かされるナミたち。
クローバー博士とは知り合いであり、22年前のバスターコールの後、手向けのためにオハラを訪れていたベガパンク。
偶然にもそこでルフィの父・ドラゴンとも邂逅します。
そして、オハラの学者たちが命をかけて守った歴史の資料を回収する巨人族も目にするベガパンク。
彼らはエルバフからやって来たようで、ベガパンクは巨人族の船長から資料を読ませてもらい「オハラの読み解いた世界の謎」を脳に受け継ぎ研究を進めてきたと語るのでした。
一方、ルフィたちは目の前のロボットに夢中で何とか動かそうとしていました。その時、ロボットから大きな音が聞こえ、一人の老人がどこかから登場。
その老人こそ、現ベガパンク本人だったのです。
世界政府がひた隠しにする歴史、「空白の100年」「オハラが解き明かした謎」……明らかにはされませんでしたが、いよいよ核心へと近づいてきた感じがしてテンション上がりましたよね。
特に、オハラの資料を回収していた巨人族の船長がサウロだと思った時はなんか泣けました。
こうなるとクザンの動きも見方が変ってきそうです。
ベガパンク本人の登場にかつてのオハラ、クローバー博士にドラゴンなど、重要人物の過去が知れる面白い回でした!
ウィッチウォッチ
壮大な展開になってきて面白かったです。Cカラー。
ランの過去が明かされた回となりました。
ランは鬼と黒魔女の混血だということでしたが、自らの出生もモリヒトたちに語ります。
不死の魔女は常人とは成長するスピードが遅く、実に二十分の一だというのです。
ランが生まれたのは1860年、幕末の日本。
激動と混乱の時代、歴史の裏ではもう一つの争いが起こっていました。
それが、信仰を違えた白と黒の魔女たちが激突した「魔鬧大戦」。
黒の陣営に味方していたランの母親・雲珠が捕まり、鬼の一族・大嶽 虎落が牢番を担当となります。
長い時間をともにした2人には奇妙な絆が生まれ、その中で虎落の中に白魔女への不信感が募っていきました。
膨大な時を過ごすうち、雲珠は「自分を殺してくれ」と虎落に頼みます。
不死の魔女は子供を宿せば、不死の力が子へと受け継がれ絶命できる……その意志を虎落に伝え、自らの「願い」は生まれた子供へと託して逝きます。
その子供こそランであり、それから150年ランは1人で生きてきたのでした。
最後にランはモリヒトに黒魔女の計画を知らせます。
それは、黒魔女が支配する世界の構築。
そのために「魔鬧大戦」で封印された黒魔女・寿羅を復活させる、と。
伝説の魔女の復活計画、とかいう結構壮大な話の流れになってきました。
復活にはニコが必要らしいのですが、そうなるとモリヒトたち使い魔が活躍する場面が描かれるでしょうから面白くなりそうですよね。
普段はどうでもいい日常などを描いているぶん、「使い魔=魔女の護衛」「ニコ=千の魔女」という構図を思い出すとカッコよさが倍増しに感じられて面白く読めました。
週刊少年ジャンプ50号(2022)の全体の感想
普通。
休載は「僕のヒーローアカデミア」、「ブラッククローバー」。
ここ最近の新連載では大型の「一ノ瀬家の大罪」が始まりました。内容はまだまだ分かりませんが、いい感じで不穏なので、今のジャンプには無い空気感がいいです。
「ONE PICE」も情報が多くて助かりましたね。「やっぱりそうだったんだ!」みたいな考察の答え合わせ感があって毎週たのしみです。
ただ、それ以外が弱く感じました。
つまらなくはないけど、みたいな。
「ハンターハンター」は文章長すぎるのと「誰?」ってキャラがずっと喋っているので読んでて疲れました(笑)。
今週はラストの掲載となりましたが、「アンデッドアンラック」は面白かったですね。変な恋愛要素が無ければもっと面白く感じられるのですが(笑)。
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そんな感じの今週号でした。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!Twitterもやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!
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