僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ44号(2022)のオススメ作品3選
ウィッチウォッチ
笑えて面白かったです。
カンシがメインの回でした。
彼が常に履いている「天狗の一本歯下駄」からストーリーは始まりますが、履いて立つだけでも難しいこの下駄。試しにニコが履いても立つことすらままなりません。
その様子を見ていたミハルからは、「よっぽど悪事を働いていたんですね」と言われます。
それに対するカンシの「いや罰せられとんちゃうねん。誰が刑罰できつい下駄履かされとんねん」とツッコミをいれるのですが、自然な会話の流れと「刑罰」というリアルな想像ができるツッコミワードをサッと提供できるのがカンシの面白さです。
今回はそういった場面が多いのも面白くてよかったです。
後半の「もうそういう体になってもうてんねん!天狗の伝統のせいで体おかしなっとんねん」というツッコミが一番でしたね。
カンシメイン回は基本的にカンシのかっこいい面や強さが描かれますが、それでも面白おかしくなってしまう特徴があります。
これからもムードメーカーとして色んな目に遭ってほしい、そんなカンシ回でした。
逃げ上手の若君
泣けました。
孤次郎と渋川の一騎打ち。
疲弊した渋川に勝利の糸口が見えてきましたが、こちらは今回は決着がつかず。
決着がついたのは亜也子vs石塔との戦いでした。
鶴子という架空の存在を崇め、それを強さに変える石塔は、現代でいう妄想力が異常に高いオタク。作中でもそのように描かれており、どちらかというとネタキャラの側面があるキャラクターでした。
そんな石塔は、首元に刃を突き付けられた状態でありながら、自ら力を込めて首を斬らせます。
亜也子の、時行に対する気持ちを見抜き「さらばだ娘……俺の首を手柄に主君との恋模様進めるがいい」と言い残してこの世を去ります。
この際、架空の存在である鶴子を追い求める石塔の本心が描かれています。
「理想を叶える事が幸福ではない。理想を追う時間そのものが幸せだった」
このセリフがどうしようもなく泣けました。
PPPPPP
良かったです。
51話にして今作の前日譚「ダダダダーン」がタイトルと内容に反映されていました。
もちろん、その主人公である日野運がメインとなる回でした。
高校に全落ちして喜んだこと、家を追い出されたこと、バイトしてたこと、メロリとの出会いなど、これまでの運のことが「ダダダダーン」を読んでなくても分かるようになっています。
現在は理事長の別荘でピアノに没頭しており、新たに「音上の六つ子を完コピすること」という難題に挑戦していることも明かされました。
一周年というタイミングで、タイトル・内容も前作「ダダダダーン」を意識した、ファンにはたまらない回でした。
週刊少年ジャンプ44号(2022)の全体の感想
つまらなかったです。
表紙巻頭カラーは「アオのハコ」、休載は「ONE PIECE」。
「ONE PICE」休載が響いた今週号となりました。
特に今の「ONE PIECE」は新情報が毎回でてきており、読むのが待ち遠しい読者は多いはずですから。それがないのはキツイですよね。
「僕のヒーローアカデミア」も良いといえば、もちろん良いんですけど……なんか物足りないし、多分ここから同じような展開が続くと思ってしまいます(デクとAFOのバトルや会話の繰り返し)。それを思うと読んでてもあまり盛り上がらないというか。
「呪術廻戦」では久しぶりに虎杖と両面宿儺が出てきましたが、最近の「呪術廻戦」ってぽっと出のキャラに重要な役割を負わせすぎてる感じが嫌です。
レギュラー陣はどれもそんな感じでした。
また、今週号にはJ金未来杯2022エントリーNo.2、山本元輝先生の「根暗闇蔵」が掲載されています。
ジャンルはネガティブ侍ギャグといった感じで、ネガティブすぎる侍の根暗闇蔵が大統領候補を護衛するといったものでした。
面白いといえば面白かったのですが、金未来杯のエントリー作品としては弱く感じました。
新連載作品としてこれを毎週読みたいか?となった時「べつに……」って思いますし。
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そんな感じの今週号のジャンプでした!
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