僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください

週刊少年ジャンプ43号(2025)のおすすめの作品3選

今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
魔男のイチ
新しいアイテムと展開が〇。
序盤、イチたちのあらたな移動手段としてこの世界特有の乗り物が紹介されます。この辺りは原作者の西修先生が考えていると思いますが、個性が出ていて見ているだけで面白かったですね。
その中で、イチは宙を浮く飛行用魔法ボード「コメット」を上手く乗りこなします。他にも試しますが、やはりコメットがしっくり来る感じで、ほぼほぼ決まりかけていた時に一つの箒に目が行きます。
このシーンが印象的でしたね。魔法使いで箒。イチの世界では箒はかなり古い移動手段らしく、箒が乗り手を選ぶようでコスパも悪いような紹介をされていました。
イチはこの箒を「綺麗だな」というだけで、それ以上の進展はありませんでした。
しかし、確実にこの箒は何かしら関わってくるアイテムになることは容易に想像できますし、やっぱり「魔法使いと言えば箒に杖!」の箒が出てきたわけですからワクワクしますよね。
そこからは新たな魔法狩りへとデスカラス班が向かいます。場所は幽霊船『クロノスタシス号』。
予言の魔女・ジキシローネも同行し、新章突入という感じで終わり。
全体とおして退屈しなかったです。

ひまてん!
思わず「想い出がいっぱい」が流れた回。
まず断っておくのですが、「ひまてん!」に関しては明らかな評価軸が自分の中にあります。それは「薬か毒になるか」です。
単純なラブコメなんて評価するに値しないわけです。しかし、読んだ時、読んだ後に「癒された」とか「これは考えさせられる」となった場合におすすめにできるジャンルとなります。
今週の「ひまてん!」は薬になりました(笑)。
経緯は省きますが、主人公の殿一とメインヒロインの一人・ほのかが卒業した中学校へ行きます。その中学校でのあれこれが刺さったというか(笑)。なつかしい!ってなったんですね。
彼らにとって中学校卒業なんて数年前で、僕が感じる懐かしさとは天と地ほどの違いがあるでしょう。しかし、中学校時代の過ごした思い出とかイベントとかは年代関係なく、普遍的なもの――それを感じさせてくれる回でした。
特にそれを感じたのが「修学旅行の写真」のシーン。
殿一とほのかは、中学時代の頃からお互いに思う所があったんです。どこに進学するのかとか、そんなのを担任の先生にお互い聞いてるんですよ。そんなジャブを打ちつつ、修学旅行で偶然いっしょに映った写真を二人は購入しているんですよ!
そんなんあったなぁ!っていう。修学旅行の写真、買えたなぁ!っていう。
好きな子が映っている写真買うとか、それもう懐かしい通り過ぎて、前世の記憶思い出した感じや!
今週はこれが全て。
このシーンは、二人が中学校の渡り廊下みたいなとこを歩いているんですけど、そのBGMはH2Oの「想い出がいっぱい」ですよ。
若い人には分からないかもしれませんけど、「想い出がいっぱい」はものっそいエモい歌なんです。僕も世代じゃないけど、中学校の音楽の時間に歌ったと思う。卒業式とかでも歌う学校あるんじゃないかな。
読後感が幸せでしたので、今週おすすめに挙げました。

逃げ上手の若君
勝手に途中までドキドキしていた回。
前話の終わりを受け、序盤は亜矢子がメインで描かれます。これがかなりドキドキさせられました。
そっちょくいえば「え、亜矢子死ぬ?」っていうくらい死亡フラグ立ててました。
時行の子を授かる確信がある、武で奉公できるのはこれが最後とか、出陣前に巴御前の血を受け継いでいることを聞かされるとか。
いや、これ死ぬやろって。
物語も尊氏を追い詰めており、本当に最終盤って感じなんですよ。
死ぬやん。
ただ、そうはならず、敵将の首を二つ、怪力で真上にちぎり飛ばして(両腕に挟んで、締め付ける力で)「北条時行万歳ー!」って言って終わりました(笑)。
しかし、そう思えるくらいの緊張感があるということです。
そこからは時行と玄蕃が尊氏を追い詰めるために、神力のこもった矢を弱点である背中に突き刺そうとするのですが……。
ラスボスらしい尊氏の最終形態みたいなのも出てきて盛り上がった回となりました。

週刊少年ジャンプ43号(2025)の全体の感想

面白くなかったです。
表紙巻頭カラーは「サカモトデイズ」、休載は「ワンピース」。
良い作品がありつつも、表紙巻頭カラー&実写映画化を発表した「サカモトデイズ」が酷かったので全体的に印象が悪いジャンプでした。
サカモトデイズの実写化って、需要あるんです?何か凄いサプライズニュースみたいな感じで発表してきましたけど。
まあ、これは別にどうでも良いことで、問題は本編ですよ。
平助&上終のコンビが熊埜御を倒すシーンまで行くんですけど、倒し方がヤバすぎるんですよね。お天気ニュースのヘリがこの時間、平助たちの真上を通過すると上終が自慢気に言い始めるんですね。そんで平助がそのヘリを打ち落として、その落ちた衝撃でできた空気砲(?)で倒すんです。
……?
関係無い人巻き込んでワンチャン死なせてるよね?それを何か「やってやったぜ」って決め顔してるのヤバいやろ。
こいつら殺し屋だからそういう感情ないっていう意見も分かるけど、平助はそういうのを絶対に嫌うと思うんですよ。シンが殺意の波動みたいなのに目覚めた時も真っ先に止めてましたし。
それやったキャラが、広義の一般人が乗っている乗り物を打ち落とすか?
これはね、作者との解釈違いですよ。平助はこんなことしません。
なにより、上終の言動が終始気持ち悪かったのもマイナスでした。
「サカモトデイズ」以外は、まあ、そこまで酷いの無かったんで残念ですよね。
で、今週で「カエデガミ」読むのを止めました。読むのしんどいので。
〇
〇
〇
そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。X(エックス)もやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!



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