僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください

週刊少年ジャンプ34号(2025)のおすすめの作品3選

今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
ONE PIECE
ここ最近のワンピースでは一番おもしろかったです。
前話にて、幼少期のロキの前に現れたロックス・D・ジーベック。ロックス海賊団の面々も引き連れてエルバフに訪れたのはエルバフの王であるハラルドを勧誘するためでした。
ここからはロックスとハラルドがマリージョアにて邂逅したことや、ロックスやその仲間たちの目的が明かされていきます。
過去回想の中にさらに回想を挟む(ロックスとハラルドが出会うシーン)などあったものの、全体的にロックスがメインの回となっており、全ページ通して弛むところはなかったです。
ここ最近のワンピースでは一番おもしろかったと素直にいえる回でした。
しかし、指摘したい点もいくつか。
まず「情報量が多い割にサクサク進む」。
これは今回に限らずですが、ロックスとその海賊団が紹介されているだけでかなりの情報量です。特に王直や首領・マーロン、ガンズイなどはほぼ初登場くらいの認識。
そして、彼らをどうやって集めたのか?これはロックスが「デービー・ジョーンズ」を崇拝しており、彼にちなんで行われる海賊同士のゲーム”デービーバックファイト”でかき集めたとのことです。
ここに来て”デービーバックファイト“に加え、ロックスがデービー・ジョーンズを崇拝していることが明かされるのは、彼が聖地マリージョアの最深部「花の部屋」に侵入した場面です。
ここではイム様に加え、どこか軍子を思わせるキャラも描かれていました。
どう見ても情報を詰め込み過ぎています。
更に情報を出していきたいのか、出てくるキャラにほとんどセリフを与えています。ロックスがハラルドを訪ねエルバフで食事をするところでは、ロックス海賊団全員に喋らせてめちゃくちゃうるさくなってしまっています。
その辺りが残念でしたね。それ以外は特に文句なく、個人的にはロックスの性格が思っていたものと違っていたのが意外でした。
そんな悪そうなやつじゃなさそうなんですよね(笑)。ここまでのワンピースという作品のなかで最も海賊らしい海賊で好感が持てるというか。
ラストはおそらくゴッドバレー事件のことを示唆しているとおもうのですが、これをちゃんと描いてくれるとなるとめちゃくちゃ面白そうなんですが……。これはロキの回想であってロックスの過去回想じゃないんですよね。

ピングポング
主人公の精神的成長と決着を描くテンポ〇な回。
ピングポング2戦目の相手バーテンダーのおじさん・水城秀宗と一進一退の攻防を繰り返す御門。
卓球の腕は十分なものの、ピングポングにおいて相手に勝つということは、相手から奪い取ることになるのではないか?と戦いの中で自問自答してしまいます。
その精神的な弱さを衝く水城でしたが、迷いの中で御門も成長していきます。
中学時代に相手の選手に情けをかけたことをコーチに咎められ、卓球は「勝つ」か「負ける」かであり、情なんてものがこの場にあってはダメであることを思い出します。
ここから一気に形勢を逆転させ、見事にピングポング二戦目の勝利を収めるのでした。
さらっと回想に新キャラを挟み、精神的な成長を描き、全二話で決着をつけるなどテンポの良さでスラスラ読めました。
灯火のオテル
古臭いが、少年漫画らしい展開。
ドワーフ解放のために氷魔六角・剣角のスルルドと戦闘に入ったオテル。成長したとはいえ、これまでの敵とは一線を画す強さに苦戦を強いられます。
その最中、ドワーフの谷で出会った鍛冶職人・シンドラは、オテルのための武器を打ち、鉄の精霊をも呼び起こします。
火の精霊・フィルギャ同様に言葉を話し、ブロックと名乗った鉄の精霊はオテルに力を貸してくれます。
炎と鉄の精霊を宿したオテルの赫剣は『赫剣・鉄甲』に姿を変え、スルルドを一閃。決着となりました。
こちらもテンポ良く進んだ回となりました。加えて鉄の精霊が新たにオテルに宿ったのも展開的には良かったなって思いました。複数の精霊を宿せるんだ、みたいな(笑)。
これを見て、他の精霊をどんどん仲間にして力にしていくのかな?そう思わせてくれたのが少年漫画として面白かったです。
ただ、読んでて自然と思ったのが「ダイの大冒険」とか、あのくらい昔の作品だったんですよ。王道少年漫画としてはその方向は間違っていないんですけど……古臭く感じちゃうんですよね。
掲載順も最後でしたし、今話がどう受けれられるのかは重要なんじゃないかなって思います。

週刊少年ジャンプ34号(2025)の全体の感想

良かったです。
表紙巻頭カラーは「ワンピース」、休載は「逃げ上手の若君」。
どの作品も動きがあって面白かったなって思います。
ハマらなかったのは「あかね噺」くらいでしょうか。
それくらい特に文句のないジャンプだったと思います。
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そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。X(エックス)もやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!



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