僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください

週刊少年ジャンプ32号(2025)のおすすめの作品3選

今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
ピングポング
今週からの新連載作品。片岡誉晴先生作。
主人公・御門平(みかど たいら)は、突如10億円という途方もない借金を背負う高校生。
絶望に打ちひしがれる中、彼が辿り着いたのは「闇卓球」ピングポング の世界。
そこでは“光る台に燃える玉”、限界を超える“クレイジーピンポンバトル”が繰り広げられます。
借金返済のため、そして“正気ではいられない”ほどの興奮を求めて、御門は無我夢中で球を打ち始める——!
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良い意味でも悪い意味でも裏切られました。
「新連載三作の内、二作がスポーツもの」というのはネット上でも騒がれていましたよ。大丈夫か!?と。
で、このまえ駅伝を題材にした「エキデンブロス」が始まりました。こちらは個人的に凄く良かったんですが、今週から始まった「ピングポング」。卓球を題材にしたスポーツ漫画だろと思うでしょ。
実際、卓球を題材にしているとはしているんですが、それでバトル漫画(またはデスゲーム)みたいなことし始めてんですよ(笑)。
これめちゃくちゃ過ぎて笑っちゃいましたよ。
初回からぶっ飛んだストーリーであることを提示してくれたのは良かったのですが、扱いが非常に難しい諸刃の剣な作品であるとも感じました。
命を賭けたバトル以外の作品って、いろいろあるじゃないですか。「カイジ」だとギャンブル、「アカギ」なら麻雀とか、「遊戯王」ならカードゲームとか。共通するのはどれにもギャンブル要素があるんですよね。
将棋や囲碁でもこういうのはあてはめられます。それだけ競技?に幅があるからですよね。
じゃあ、卓球は?
卓球で命のやり取りするっておかしいでしょ?単純な勝ち負けで命を賭けるとかならまだ分かるんだけど、今作はガチで卓球でバトルしてるんですよ(笑)。
良い方向としては「テニスの王子様」みたいに、「卓球で恐竜を絶滅させる」とかそこまで行ったらガチでおもろいです。
悪い方向としては”ちゃんとバトルしようとする”こと。卓球でバトルしてはいけません。という誰でもわかる倫理。下手したら卓球の協会に注意されそうじゃん。
ただ、1話はギャグ漫画かよってくらいの展開で勢いあったので面白かったです。
カグラバチ
これベストエンド向かってねえか?
チヒロと座村の戦いも佳境に入り、お互いの想いをぶつけ合います。
チヒロの必死の訴えが届きはしたものの、座村の覚悟も揺らぎません。
そこに、娘であるイヲリの言葉も届き、亡き妻の言葉をも思い出します。
座村に示されたのは、考えもしなかったもう一つの選択肢。
チヒロとイヲリによって、座村も閉じた目を再び開くのでした。
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座村がやってきたことは、過去への決着。妖刀の因縁と剣聖と真打をこの世から自らを犠牲にしても消し去ることでした。
自分の世代に負った業を次世代に引き継がせないという、大人としては立派な考えではあるのですが、「自分達は傷ついても良いんだ」というチヒロの言葉で、傷つきながらも一緒に戦うという選択肢も見えてきました。
死んだと思っていた漆羽も生きていましたし、このまま行ったらチヒロ側の戦力何倍にもなるんじゃないかってくらいのベストエンド向かっていません?
ウィッチウォッチ
モリヒトがフロム脳の素質があったと判明した回。
ちょっと前までニコと同い年で友達になった子役のチャミーがお菓子を買ってきてくれて、みんなでそれをシェアしてワイワイするという始まり方。
モリヒトがそのお菓子の中の一つ、「ワイワイワイルドチョコ」といういわゆる「ビックリマンチョコ」みたいなものに興味を示すんですね。
まぁ、想像通りこの「ワイワイワイルドチョコ」にモリヒトがドハマリします。
「ワイワイワイルドチョコ」がちゃんと調べたり考察したりするとかなり面白く、奥深い設定が散りばめられていたんですよ。
それを聞いた面々も徐々にハマリはじめ、最後は解けなかった謎が解けて終わりみたいな感じでした。
一話完結型のギャグ回としてはかなり完成度が高く、「ワイワイワイルドチョコ」の裏面の解説も確かに面白そうなんですよね(笑)。
実際、こういうおもちゃやお菓子のおまけってありそうだし、僕自身の経験としては「ダークソウル」やっていた時の感覚に非常に似ていました。
ダクソとかのフロムゲーって普通にプレイしていてもストーリーってよく分からないんですよ。アイテムとか武器のちょっとした解説を読み解くことでそれがパズルのピースとしてハマっていってストーリーを把握していくあの快感?
モリヒトのフロム脳が爆発していて面白かったです。


週刊少年ジャンプ32号(2025)の全体の感想

普通。
表紙巻頭カラーは、新連載「ピングポング」。休載は「ONE PIECE」。
面白い作品はおすすめに挙げた3作で、それ以外は可もなく不可もなくって感じでした。
ひどいのは「SAKAMOTO DAYS」。もう「シンデイズ」で良くないって感じ(笑)。なんなんですかね?作者がシンの「相手の思考を書き換える(?)」あれを大発明と思っている節ないですかね?あれで全部解決しているじゃねえか。
坂本もさ、カッコつけて出てきたと思ったのに今週とかほぼ死んだ姿から入ってましたし。
でもまあ、不快感のある作品はそれくらい。「ワンピース」休みだったのも良かったかもしれません。
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そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!X(エックス)もやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!



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