僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ12号(2024)のおすすめの作品3選
今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
Dear-Anemone
今週からの新連載作品。
ダーウィンから”進化の実験室”と呼び、進化論の着想を得たというガラパゴス諸島……10年前、そこに突如として起こった謎の爆発。爆発は3,000℃を越える高熱と未知のウイルスをまき散らしました。
そして現在、数々の事情を抱える人間が、このガラパゴス諸島に足を踏み入れるのでした。
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正直おどろきました。今のジャンプにこんな作風の作品を連載させる気力があるとは。
ジャンルとしては「生物進化ホラーアクション」とのことで……。
個人的にホラーは物凄く好きなんですが、ジャンプでホラーって本当に読めなくなっていたので嬉しい。
ストーリーも、ちゃんと少年漫画っぽくアツくなっていましたし。
10年前の爆発で独自の進化を遂げていたガラパゴス諸島が、より進化を遂げたって感じでしたね。まぁ化け物の方に進化を遂げていたんですが。
よくある「人間の助けを呼ぶ声で誘い出し、そのまま近づいてきた人間を食い殺す」って感じの奴らがウヨウヨしていて、なんか良い感じのキャラも一瞬で死んだのも○。
そして主人公は貧弱そうな普通の少年。
この主人公がダーウィンの言葉を言うんですよね。
「唯一生き残ることが出来るのは、最も強い者でも最も賢い者でもなく、最も変わる事が出来る者だ」
と。
これがこの作品のテーマにも思えましたね。
画力も言う事なく、ストーリーも魅力的。非常に期待のできる作品がはじまりました。
ONE PIECE
形勢逆転な感じが気持ち良かったです。
前話の勢いそのままに、ドリーとブロギー率いる”巨兵海賊団“がエッグヘッドに上陸します。
その中には、ルフィたちとも知己のあるオイモとカーシーもいました。
その姿を見たウソップも思わず涙を流していました。
巨兵海賊団、パシフィスタ、ニカ復活と好条件が揃いはじめどうにかエッグヘッドからの脱出も見えてきました。
しかし、相変わらずベガパンクは重傷であり、黄猿とサターン聖もやすやすと見逃してくれるはずがありません。
そこへ唐突に”黒ひげ海賊団“のヴァン・オーガーとカタリーナ・デボンが出現。サターン聖の「貴様らの本当の狙いは何だ?」に対し「世界」と答えていました。
この2人の目的が怪しく、カタリーナ・デボンがサターン聖に触れただけで目的を達成したかのような様子でした。
ラストは黒ひげ海賊団の2人の前にカリブーが現れ、ようやくその行動の真意をぶちまけるのでした。
前半は巨兵海賊団たちでテンションが上がり、後半は黒ひげ海賊団の不気味さを感じた1話となりました。
鵺の陰陽師
普通にアツい展開。
幻妖(レベル3)と死闘を繰り広げる学郎。
その最中に脳裏をよぎるのは過去。父が死に、四衲と分かれるきっかけでした。
四衲を守るために、結局は全てがこぼれていってしまった。
この時の経験が、学郎を覚醒させるのでした。
「ここで倒す!もう四衲にあんな顔はさせない。それが俺の……!兄ちゃんの役目だ!」
前話から言っていましたが、「ここで倒す!」という気持ちが前面に出ていた回で、怯むことなくその意志をぶつけていく場面は普通に激アツでした。
ラストは、学郎が鵺によって更なる力を手に入れそうな雰囲気出て終了。
ネタでなくかなり面白い回、センターカラーも相まって非常に読み応えありました。
週刊少年ジャンプ12号(2024)の全体の感想
面白かったです。
表紙巻頭カラーは「Dear-Anemone」。
なにより新連載が面白かったのが大きいジャンプでした。
まさかこんな作品をこのタイミングで持ってくるとは思いもしませんでした。
やはりスタートダッシュが決まれば後の作品も面白く読めるというもの。
「ONE PIECE」も色んな伏線が回収されて面白かったですし。
ただ、中盤以降が凡って感じは否めません。
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そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!Xやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!
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