僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ10号(2024)のおすすめの作品3選
今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
ONE PIECE
最後アツかったですね。
サターン聖の命令により、ボニーをくまごと消し去ろうとするパシフィスタ。
絶体絶命のなか、ベガパンクは“サテライト”・アトラスにボニーに何かを伝えろと叫びます。
その言葉どおり、アトラスはボニーに何かを言い、直後にボニーが「撃たないで!お父さん!あたし達をこの島から逃がして~!」と声を上げるのでした。
パシフィスタは命令を受ける優先順位みたいなのがあって、五老星がそのトップにいます。なので、ボニーが何を言った所で命令が取り下げられるはずがない……のでしたが。
ボニーの言葉を聞いたパシフィスタ達は標的を海軍へと変更し、まさにボニー達を助けるような行動をし始めます。
この時、ベガパンクは「くま……お前が最愛の娘をその手にかける事、それだけは起きてはならない悲劇!」と自ら心の内を吐露していました。
だから、くまの姿をした個体全てにボニーの味方をするようにプログラムしておいた、と。世界最高権力の上に娘であるボニーを置いていたんですね。
これの何がエグいかっていうと、ベガパンクは色々な条件があったとはいえ、くまの自我を消しサイボーグにしてしまっているわけです。五老星にバレたらこれから先の研究もままならないことを理解したうえで、パシフィスタへの隠しプログラム、ひいてはボニーにそれを教えるという。ベガパンクの覚悟が垣間見えたシーンでもありました。
そして、その覚悟どおり、ベガパンクはサターン聖の脚に貫かれてしまいます。
さらにパシフィスタの次は黄猿が目の前に現れるのですが、ルフィも復活して戻ってきます。ここでボニーはルフィをニカとして認識。
島中に解放のドラムが響き、あのロボットも動き始めます。
ラストは数日前にエッグヘッド島を発ったという船が現れ、巨兵海賊団・ドギーとブロギー登場で終了。
ベガパンクの安否が気になるところですが、ラストのドギーとブロギーの登場はアツかったですね。
SAKAMOTO DAYS
珍しいパターンで面白かったです。
南雲を倒した楽。スラーと合流し、殺連会長・麻樹を狙いにいきます。
その裏で、坂本はまだ僅かに息のある南雲の蘇生を試みます。その容体から南雲の死が避けられないものだと確信するシン。
坂本もそれは理解しているでしょうが、かつての仲間を助けるため蘇生処置を続けます。そこに鹿島が駆け付け、治療の手助けをするのですが……。
そして、ついにスラーと楽は、孤立した麻樹を目の前にし自らの目的を告げます。が、そんな状況でも麻樹は全く動じていない様子。
スラーを見た時も驚きはしていたものの、どこかズレたポイントで、命が狙われている危機感がありませんでした。
場面は変わり、坂本たちに。鹿島は南雲の体の異変に気付き、次いでシンも何かを察すると蘇生を止めるようにと言いかけます。
直後、南雲の体が跳ね、その姿は楽のものへと変わっているのでした。
南雲はまだ生きてる。
坂本がそう呟くと同時に、無防備なスラーの背後を南雲の刃が貫くのでした。
普通に南雲は死んだと思っていました。熊埜御との戦いでは同じORDERの豹が倒されているわけですから。
SAKAMOTO DAYSでこういったトリッキーな戦いが描かれるのは新鮮でしたので面白く読めました。
鵺の陰陽師
普通に良かった。
要約すると、現在主人公チームは主人公&四衲と代葉&先輩に分断されています。また、代葉達はどこかの館に囚われており、そこにはめちゃくちゃ強い敵が数体常駐。
主人公チームは2人を助けるために動きたいのですが、外にもレベル3というめちゃくちゃ強い幻妖が徘徊中。道中なんやかんやで仲間になった烏天狗の力を借りて切り抜けてきました。
しかし、どちらもいよいよ真正面からの衝突が避けられない状況に。で、烏天狗の力で内からも外からも出入り出来ない結界みたいなのが張られている、と。なんかマジでヤバそう。
幻妖レベル3の見た目や言動が普通に気持ち悪くて良いんですよね。それでいて強い。今の主人公勢はほとんど勝ち目ないんですけど、先週、代葉が契約している幻妖・狂骨が助っ人に来てくれました。
敵だった奴が味方で現れるのも良いですけど、狂骨が代葉のところに来てから「なんか渡り合えそうだぞ」という頼もしさもあったりして。
それでいて、ラストは四衲と共闘してレベル3を倒す決意をする主人公……。
え、ちゃんとしてない?ちゃんと少年漫画してる……(笑)。
可愛らしいキャラを描くのが上手い漫画家と思っていましたが、それ以上にキモイ敵を描くのが上手いというのがここ最近わかってきました。
それだけでなく、ちゃんと王道な展開もできることにポテンシャルを感じます。
普通によかったです。
週刊少年ジャンプ10号(2024)の全体の感想
良かったです。
表紙巻頭カラーは「ウィッチウォッチ」、休載は「僕のヒーローアカデミア」。
上位連載陣が良くて、いい感じで読み進められました。
「SAKAMOTO DAYS」はトリッキーな展開、「呪術廻戦」は乙骨の領域展開が描かれるなど、見所がたくさんありました。
中盤も「鵺の陰陽師」やら「あかね噺」などが繋げてくれて。
ただ、後半がつまらなかったです。
「逃げ上手の若君」や「アスミカケル」とか面白いんですけどね。
そして、今週で「暗号学園のいろは」が最終回を迎えました。
個人的には大団円というか、まあ、ここまでやれたらもう良いよねっていう。
また、今週号には「ハイキュー!!」の番外編が掲載されています。
……ここ最近「Dr.STONE」や「アイシールド21」、そして今週の「ハイキュー!!」など、かつてのジャンプ作品の読切が載っているイメージ。
何かの周年記念や映画とのコラボとかでの掲載だとは思いますが、かつての作品に力を貸してもらわないとダメみたいな感じもして複雑です。
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そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!Xもやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!
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