僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ06・07合併号(2023)のおすすめの作品3選
ONE PIECE
情報満載でおもしろかったです。
CP0から逃げるため、エッグヘッド島からの脱出を図るベガパンクとその「猫(サテライト)」たち。
ベガパンク(本体)だけがルフィ達の船に乗るかと思っていましたが、サテライトも含めた全員が船に乗る形になるかもしれません。
今回はエッグヘッド以外の場面も多く描かれており、それぞれがかなり重要なシーンになっていたのも印象的でした。
バーソロミュー・くまが飛んで行った場所が、「赤い土の大陸(レッドライン)」の麓だったというのも判明。
キッドたちは巨人族の総本山「エルバフ」に辿り着き、最後はガープが「ハチノス」にコビー救出のために出撃するというシーンで締めくくられました。
話が大きく動いたとはまだ言えませんが、その前段階といった感じで多くの情報が提供された回と感じました。
そのためか、「くまが目指したのは別の場所では?」「ベガパンクの仲間は誰?」など考察界隈も盛り上がっていたイメージです。
同じ時間軸のなかでたくさんの出来事が進行しているので、ここからのストーリーの流れは複雑になりつつも、面白さは何倍にもなると思います。
逃げ上手の若君
時行がかっこよかったです。
足利直義との論戦を真っ向から受けて立つ時行ですが、その弁舌に一方的に論破されかけます。
現鎌倉のナンバー2ともいえる直義の強大さ。
その圧に押しつぶされそうになりながらも、上辺だけの直義の言葉を見抜いたことで、時行は冷静さを取り戻します。
問答による対決は直義の圧勝でしたが、強い私情で語った時行の予言は直義すら反論できないものでした。
これにより味方の士気をあげ、直義と刃を交える状況にまで持ち込みます。
時行が冷静さを取り戻した瞬間から目つきが変わり、子供ながら一軍の大将として相応しい顔つきになりましたよね。
高校生家族
普通に良かったです。
妹のために就職を考える3年の花沢ですが、心のどこかで「これで良いのか」と悩んでいるのでした。
いつからか自分よりも妹を優先して考えている……それを苦に思ったことは無かったものの、実はそう思い込ませているだけでは?
そのことを年上の一郎に相談する花沢。
すると、一郎はこう答えるのでした。
「自分の人生……自分の幸せのために生きないでどうする。周りのことは気にするな!オレを見ろよ……何も気にしてないだろ?」
自分のために生きろよ。
その言葉に、花沢は救われるのでした。
一郎は花沢より年上ですが、学年的には花沢よりも下です。
40代のオッサンが年下の先輩にアドバイスしているという意味のわからない構図ではあるのですが、シンプルに良かったです。名場面でした。
特に今回は花沢という目立たないキャラにスポットを当て、進学か就職かという難しいテーマを一話で気持ちよく描き切っており、ただのギャグ漫画の域を超えた話だと感じました。
週刊少年ジャンプ06・07合併号(2023)の全体の作品
普通。
表紙はジャンプ掲載キャラが受験生を応援しているもの。
巻頭カラーは「ONE PIECE」。
良かったのが「ONE PIECE」だけといった感じ。
「ヒロアカ」はラストにラブラバが出てきたのが良かったですが、そのくらい。
以下の読切2作が無ければかなり物足りなかったでしょう。
今週は島袋光年先生の「ラックラック」が読切として掲載されています。
内容は運が見える「ラッカー」の1人、ラックが悪運を退治していくもの。
面白かったですしこの連載版も読みたいのですが……。
いわゆる「戦闘力」のような数値が「登録者数」として描かれている点が納得できませんでした。
運と配信サイトの登録者数って関係ないじゃないですか?
そこが違和感ありつつも、関係なさ過ぎて逆に面白くなった部分でもあるのですが(笑)。
さらに、今週はジャンプ+で連載中の「あやかしトライアングル」も出張読切として掲載されていました!
「あやかしトライアングル」と「チェンソーマン」はジャンプ+で今でも読んでいる作品ですが……週刊のほうにどちらか戻って来てほしいのが本音です(笑)。
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そんな感じの新年一発めのジャンプでした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
Twitterもやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!
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