【WJ】週刊少年ジャンプ49号 感想【2023】

週刊少年ジャンプ49号(2023)表紙 ジャンプ

 僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!

 この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。

ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?

分かる。今週は面白かった!

自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!

みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!

※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください

週刊少年ジャンプ49号(2023)のおすすめの作品3選

ルフィと項目タイトル

 今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。

 単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。

 あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください

ONE PIECE

 くまのこれからを考えると憂鬱。

 奴隷の身を脱し、ジニーとともにしあわせな生活を送るようになったくまは、生まれ故郷のソルベ王国にて牧師をしていました。

 ニキュニキュの実を使って老人たちの痛みを取り除き、その痛みを一身に引き受けるなど、大きくなってもその正義感は揺らいでいないようでした。

 そんな中、ソルベ王国は新たな法律をつくり、王国南部の人間は自由に使って良い・・・・・・・・ようになってしまいました。

 ここでソルベ国王の「人は肩書きで勘違いを始める。じき……南部を見下す様になる」というセリフは気持ち悪くて仕方なかったですね。

 無論くまもジニーも抵抗しますが、あえなく捕まり牢に入れられてしまいます。

 そんな2人を助けたのが、ドラゴンとイワンコフ。まだ自勇軍だった彼らは、くまとジニーを仲間に加えることで後に世界にその名を轟かせる「革命軍」へと変貌を遂げたのでした。

 そこから8年後、革命軍「東軍」軍隊長となっていたジニーが何者かに攫われるという報せをドラゴンが受けるところで今週は終了。

 革命軍が出来た流れやドラゴンがかつて海軍に所属していたことなど、小さいながらも情報が出されわくわくしながら読み進められました

 くまの何気ない日常や革命軍に参加するところなど、希望が見える場面が多かったですが、くまの過去は悲劇と決定づけられていますので……。

 ラストのジニーが攫われたという事件が今後のくまに何をもたらすのか。考えるだけで鬱展開です。

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カグラバチ

 容赦ないところが好みでした。

 センターカラー。

 今回のタイトルは「円法炸~俺は変わるんだ~」という変化球的なものでしたので、どこかノリの違うものになるかなと思いながら読み始めました。

 実際、タイトル後のページ1コマ目で円法炸という知らないキャラの独白から始まります。

 そして、この円法炸という男がチヒロを襲った達磨爆弾を使う妖術師であることが明かされました。

 かつては殺しに生きる彼でしたが、チヒロに敗北後に柴からかけられて言葉で更生を決意。

 迷惑と苦労をかけた姉と母に謝罪をしたいと電話をしているシーンから始まります。

 ここらへんまでは、この円という男が主人公の仲間になる流れかと思っていましたが……。

 車で迎えに来ていた姉は何者かに襲われ、自身も腹を妖刀で貫かれます。

 後部座席に座っていたのは、妖刀「刳雲」を持つ男・双城でした。

その女、気ィ失っているだけでまだ息はあるぞ。何もかも中途半端なんだよ、お前は。一度生き方決めたんならよ。ほんの一生くらい貫いてみろ

 ただでは死なないと、最後の達磨爆弾で道連れにしようとする円に、車を降りた双城は静かにそう語りかけるのでした。

 その直後に車は爆発。円法炸、死す。

 多分、これ姉も自分の手で殺しちゃってますよね。

 もうどうでもいい敵キャラの処刑シーンを丁寧にたっぷりと見せられる回となり、容赦のなさと敵としての強さが垣間見える話となりました

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アスミカケル

 少年漫画っぽくなってきて良かったです。

 様子がおかしい二兎は2Rのリングへと上がります。

 構えが逆となりサウスポーにとなった二兎に警戒する太賀、その直後には思いもよらぬ距離からの間接蹴りを放たれます。

 兄の一狼と祖父だけが、画面越しに二兎の様子を理解しているようでした。

 かつて教えられた明日見流当て身・水槌が太賀の右わき腹にヒットすると、そこから流れるような攻撃を仕掛け完全に1Rとは違った展開を見せ始めます。

 二兎をコーナーに追い込むものの、二兎はただ「へへ……なるほどなぁ……楽しいね」とこれまで見せたことのないような表情で、大きく肘を振り上げるのでした。

 水槌という技の登場、二重人格っぽい主人公――ぶっ飛んだ格闘漫画まではいかず、ちょうどいいラインで少年漫画的展開をみせる回になったと思います

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週刊少年ジャンプ49号(2023)の全体の感想

錨をバックにゾロとナミとサンジ

 つまらなかったです。

 表紙巻頭カラーは「SAKAMOTO DAYS」、休載は「僕のヒーローアカデミア」「ウィッチウォッチ」。

「ONE PIECE」以外とくに面白い作品なかったです。

 特に中盤の「ツーオンアイス」→「アンデッドアンラック」→「魔々勇々」の流れはきつかったです

「アンデッドアンラック」は……アツい展開していることは分かるんですけど、ここにきてまだめちゃくちゃ強そうな敵を追加するところがすごく疲れました。

 まぁ、それ以降の掲載陣もあれでしたが。

 今週はアニメ第2クール放送記念として「Dr.STONE」のスピンオフシリーズ全3話の1話めが掲載されています。

 スピンオフとはいうものの、原作最終回のその後が描かれており、ファン必読の内容となっていました。かなり面白い引きで終わりましたので、この続きもはやく読みたいですね

 また、今週号で「一ノ瀬家の大罪」が最終回を迎えました。

 初回こそすごくブーストのかかった作品ではありましたが、その後は右肩下がりだった印象です。

 難解な内容のうえ、それを作者が扱いきれていないのも問題点だったと思います。「結局夢だろ、妄想だろ」で片付けられてきたため、終盤になっても読むモチベーションが上がりませんでしたし

 そんな感じの今週号でした!

 それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!Xもやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!

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 副業としてブログを始めるものの❝177円❞しか得られていない男。

 「文章を書く」「本を読む」のが好きなのでブログは継続中。

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