【WJ】週刊少年ジャンプ46号 感想【2025】

ジャンプ

 僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!

 この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。

ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?

分かる。今週は面白かった!

自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!

みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!

※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください

週刊少年ジャンプ46号(2025)のおすすめの作品3選

ルフィと項目タイトル

 今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。

 単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。

 あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください

呪術廻戦モジュロ

ぽっと出のショタじじいが良すぎる

本来、僕は「呪術廻戦」という作品を好きではないので、評価はいつも辛めです。しかし、先週から本格的に物語に介入してきたとあるショタじじいが良いキャラ過ぎているのでおすすめに挙げさせていただきました。

(軽い流れ説明)とある事件を探っているなか、被害者の小学生が物語に絡み始めます。が、その小学生こそが事件の犯人であり、これまでに多くの殺人を犯して来た呪術師だったのです。

そして、この小学生の姿は見た目だけで、犯人の本当の姿はジジイそのもの。ジジイの能力である「ママレード・ボーイ」によって変装しているのでした。

面白いのが、このジジイが単なる快楽殺人犯ではなく実力者としてちゃんと描写されているところなんですよね。

言動の全てが強キャラそのものであり、初見殺しの技を喰らっても冷静に対処。相手の呪術を頭の中で常に分析しているところなど、おおよそぽっと出のキャラがやっていいものでありません

このジジイが何か覚醒したマルと戦う流れになって終了。その際も敵らしからぬカッコイイ台詞を吐いていました。

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悪祓士のキヨシくん

最後のパラディンクロス登場。

死屍戸 五郎のビジュアルも判明した回となりました。

パラディンクロスの中でも異質の強さを持つ彼が、なぜ捕まったまま魔界から脱出しないのか。その理由も明かされ、中盤からは大魔王・地獄瀬 ブブの息子であるガガとのバトルも描かれていましたね。

前話ではヤバそうな奴ムーブ全開だったガガと、未知数の実力者・死屍戸との戦いによって、魔界における悪魔とエクソシストのパワーバランスも分かりそう。

まあ、息子の上の存在がすでに仄めかされているので、その辺りは予想できそうですが。

ひまてん!

なんでもない回……ではあるんですけど。

クリスマスに誰と予定を入れるか悩む殿一。

なんかこれだけ読むと、「ふざけんなよお前」みたいな気持ちにもなるんですが、こいつの場合、ちゃんと答えを出すというか。

事実、今話でクリスマスを誰と過ごすのかという問題提起からはじまりますが、同時に「叶さんと過ごしたい!」と答えを出しています。

優柔不断なやつではなく、単純に誠実なやつという印象です

ここらへんの、なんていうか、嫌らしさが無いところも本作のおすすめの理由になります。

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週刊少年ジャンプ46号(2025)の全体の感想

錨をバックにゾロとナミとサンジ

面白くなさ過ぎて驚きました!

今週の表紙巻頭カラーは「逃げ上手の若君」、休載は「サカモトデイズ」。

序盤・中盤・終盤、まんべんなく面白くなかったです。

まずは「ワンピース」。

書きたい事ありすぎますが、僕は尾田先生ではないので一言で書きます!

「とっ散らかりすぎ」

以上。

それに加えて、今話で違和感だったのは「尾田先生、読者に言い訳してない?」という所。それを最も感じたのはガープが天竜人の人間狩りに気付くシーン。

それまで、ガープはそんなの一切知らずに馬鹿笑いしながらロックスやらロジャーやらを追いかけまわしていました。まともな精神なら、己の正義に反するため、そもそも戦いに参加しようともしないですよね?そのムーブをしていたのがドラゴンですが。

「まさかガープが知らないはずがない」ので、この流れで完全にガープの株と人気は失墜したと思います。

が、まさかの、ガープまじで知らなかった――というシーンが今話で描かれてしまいました。

今さらそこらじゅうに転がっている人間の死体に気付くのもおかしいし、このときガープはセンゴクに「お前これ知ってたのか!?」と訊いています。

これのセンゴクの返答が「確かそんな迷い言を訴えて海軍から消えた男がいたな」です。

……。

この質問に対しての答えは「知っていた」か「知らなかった」の二つのはずです。

センゴクは何を言っているのか?これは、”海軍から消えた男”の匂わせです。誰ですか?既存のキャラですか?未登場の新キャラですか?僕の知識としてはそれがドラゴンですが、時間軸的にそれは合いません。

こんな回りくどい返答させてしまうから、読んでいるこちらとしては一回思考が止まってしまうんです?「誰のこと?」「そもそも答えがおかしくないか?」など。

やはり、尾田先生はキャラを動かすというよりも、情報を小出しにするための道具にしか思っていないのでは?と邪推してしまいます

まだ違和感はありますよ。

それが、「ウオウオの実」です。今話でカイドウがウオウオの実を食べ、ワノ国編で見せた龍に姿を変えていました。

まず、ウオウオの実は、脱出を試みるイワンコフとくまが見つけた悪魔の実の内の一つでした。これをビックマムことリンリンが強奪。それをカタクリに食べさせる!と考えていたところをカイドウに強奪され食べられてしまいました。

僕が読み違えていたのか分かりませんが、ワノ国編でカイドウが食べた悪魔の実がウオウオの実と判明する場面は、ビックマムが「あの時、あんたにウオウオの実をやったことを忘れんじゃねえぞ」みたいな発言だったと思うんですね。

これはとある取引のためにウオウオの実をカイドウに譲ったと思っていました。実際、ゴッドバレーに入ってからもカイドウはことあるごとに「悪魔の実くれるよな?な?な?な?」とリンリンにせがんでいます。

ところが、そんな会話など無視してリンリンは「息子に食わせる!(カイドウにはやらない)」で、カイドウは「俺のもんだ!(リンリンと取引しない)」です。

これは読者から「カイドウがリンリンの弟みたいなムーブしてて気持ち悪い」「海賊なら勝手に奪えや!」という感想が出ていたアンサーかもしれません。

そして気付いたでしょうか?ここまでに何名のキャラ名が登場したか。

ガープ、センゴク、イワンコフ、くま、カイドウ、リンリン、ロジャー、レイリー、ドラゴン、ロックス、ロックスの嫁、ティーチ、シャッキー、シキ、白ひげ。

こいつらが少なくとも一コマは出てきます。同じ舞台に全員立っているならまあ、まだ散らかっているくらいの感想ですが、これらはそれぞれ並行して別の場所で描かれています。

取っ散らかりすぎだろ!

それはすなわち、読みづらさに繋がりますよ。マジで読みづらい。

おもんなさすぎるやろ。

ワンピースの批判だけでめちゃくちゃ書けますが、今回はここまで。

次週も休載ですが、どうぞ休んでくださいとしかいえません。描くシーンの取捨選択ができないのは漫画家だけでなく、クリエイターとしての病気です。

そんな感じの今週号でした!

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。X(エックス)もやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!

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