僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ33号(2023)のおすすめの作品3選
今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
ONE PIECE
ガープが良かったです。
一カ月ぶりの連載再開となりました。
今週もルフィは登場せず、「黒ひげ」のアジト・ハチノスでのガープ率いる海兵と海賊たちの戦いのみが描かれました。
難しそうな描写は一切なく、単純にコビーを助けに来たガープたちと島に残っていた黒ひげ海賊団たちという分かりやすい構図だったので読みやすかったです。
その最中、隙を突かれたコビーを助けるため、ガープがシリュウに刺されてしまいました。
人によっては「ガープ死んじゃうの!?」って感じですけど、さすがにシリュウでガープは取れねぇだろうよいって気持ちの方が強いです(笑)。ここに黒ひげがいたらマズかったかもしれませんが。
クザンもガープを殺すとまではいかない気もするし、最後はガープ自身が「正義は勝つ」と意味深なこと言っていましたから。
ようやくまたジャンプに「ONE PIECE」が戻ってきてテンションが上がった話となりました!
あかね噺
朱音がお父さんの弱さを知ったところが良かったです。
今週もセンターカラー。
いよいよ客・審査員・ネットの前で「替り目」を披露する朱音ですが、どこか迷いがあるようでした。
それは他の参加者にも伝わるくらいで、朱音自身、高座に上がっているにも関わらず心の中で幼い頃の自分自身と自問自答するほどでした。
色んな人の落語を見て知るなかで、気づいたこと。ずっと追いかけてきた父親は落語の世界では「強い人」ではなかった。
「弱い人だった」
そう……かつての自分に言い放つ朱音。しかし、その言葉の返答は「噺はともだちなんだよね。弱い人はともだちになれないの?」でした。
「落語家って強くなきゃいけないの?」
そこでようやく気付いた父の芸の本質。落語の世界を賑わすほどの強さはないが、だからこそ暖かくて優しい。
その弱さが好きだったことに気付いた朱音は、その弱さを武器に変え、自身の落語を昇華させていくのでした。
幼い頃の、かつての朱音が言った「強くなきゃいけないの?」のところはグッときましたね。
朱音の心象描写と「替り目」のシーンが交互に入ってくるのも自然で、より感情移入できました。
暗号学園のいろは
名前と最後のシーンが面白くて好きでした。
学年大将念々対戦・決勝「三竦み捕物帖」が始まりました。
これは「三竦み」の関係である「カエル」「蛇」「なめくじ」にチーム分けし、この関係で強い側が弱い側(蛇→カエル、カエル→なめくじ、なめくじ→蛇)を捕まえられる「しっぽ鬼」を改良したようなもの。
体力的なハンデを考慮し、捕まる側はその場にあるもので即興で暗号を作り、相手が解けなければ逃げられるといった感じ。
いろは達A組はカエルチームとなり、アジトで作戦会議を開きます。この時、匿名希望にアドバイスを求めますが……。
「F組に捕まるくらいなら反則負けした方がなんぼかマシでんねん」
匿名希望のその言葉に合わせ、「1年F組特命クラスa.k.a暗号学園拷問御免隊」と紹介が出て終わりました。
ここがめちゃくちゃ面白かったです(笑)。
なんやねんa.k.a暗号学園拷問御免隊って(笑)
多分3人組なんですけど、3人とも袋みたいなの被ってて、それぞれ鎌・のこぎり・斧持ってるんですよ。それで草刈りながら登場してきたんですよ。
そのシーンがもう(笑)おもろってなりました。
あと、冒頭で各チームに所属する生徒の名前がフルネームで表示されています。
「いろは坂いろは」「東洲斎享楽」なんて見慣れたもので、そこから「陸繋島とんぼ」「夜鳴鶯アンヴァリッド」「得手仕手クオッカ」と続き、最後の「骸骨雀メタンガス」で無理でした(笑)。
新展開の触り部分といった感じのお話でしたが、既にお腹いっぱいです。
週刊少年ジャンプ33号(2023)の全体の感想
良かったです。
表紙巻頭カラーは、ジャンプ55周年を記念したTシャツを着た全作品のキャラクターが務めています。
なにより「ONE PIECE」の復活がでかく、休載が無いのも大きなポイントでした(ハンターハンターやルリドラゴンは特殊なので休載とは考えていません)。
おすすめ作品以外でも「アスミカケル」は普通に良かったですし「僕とロボコ」はマジでくだらなくて面白かったです。
また、今週号には「NARUTO」の外伝として読切「NARUTO外伝~渦の中のつむじ風~」が掲載されています。
改めて、こう、NARUTOに触れてみるとめちゃくちゃ面白かったんだなって気づかされましたね。
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そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!Twitterもやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!
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