僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ30号(2023)のおすすめの作品3選
今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
アイスヘッドギル
今週からの新連載作品。
『灰氷国』グレイス・アイスに住むギルは、突如、国の戦士長である父親の反乱の罪を問われ、その身を追われます。
海に逃げたギルは、グレイス・アイスの北にあるウニ島に流れ着くのでした。
2年後、成長したギルは、ウニ島の領主・メラにこき使われていました。メラの徴税などにも付き合わされ、島民からは嫌な目を向けられる始末。
ウニ島は王都グレイス・アイスから様々な人間が流れ着く場所にあるらしく、メラはそういった人物を拾い上げ武器や道具を奪っているようです。
そんなウニ島に様子がおかしい漂流者が流れ着きます。骨はむき出し、自分を「リッチ」と名乗る存在にウニ島の人々は慌てふためきます。
リッチに襲われたメラを庇い、ギルがその前に立ちはだかるのですが……。
〇
〇
〇
ファンタジー系の新連載作品でした。
ただ、剣や魔法というか、バイキング的な要素が多めの作品だと感じました。
リッチという名称のほか、「蛇」「狼」「巨人」というワードが出てきます。
これは北欧神話を想起させ、また、主人公が「斧を持って戦うのが得意」というのも同神話のトールと似ている点も気になるところ。
主人公が明るめなのも良かったですね。
ウィッチウォッチ
ようやくって感じでした。
クラスメイトの小麦ちゃんの作戦で、モリヒトに告白することを決意したニコ。しかし、小麦ちゃんは黒魔女の一人で、すべてはニコを陥れるための行動だったのです。
伝説の黒魔女・寿羅復活を想定し、全てはニコを捕らえるこの日のために、小麦ちゃんは幼少期の頃から育てられていたのでした。
土の魔女として正体を現した小麦……さらに、状況は絶望的な展開に。
ニコが封印されると、それ以外の場所に散っていた使い魔たちの前には他の魔女たちが姿を現します。
ようやくシリアス展開になってきました。
だいぶ前からこの章はスタートしていたのですが、ほぼ関係ない話メインで進んでいたので(笑)。
ピンチな感じですが、今のモリヒトはかなり強いと思うので、そのあたりを楽しみに読んでいきたいです。
僕とロボコ
バカバカしくて良かったです。
今日も「押忍!クソ男飯」をボンドに振る舞おうとするロボコ。しかし、部屋からは「でも、たしかにたまには(押忍!クソ男飯とは)違うものがいいかもね」という声を聞いてしまいます。
ショックを受けたロボコは「押忍!クソ男飯」をその場に置き、さらなるレベルアップをはかって町をさまよいだすのでした……。
まあ、しょうもない冒頭で、次のページをめくったら絶妙に「これ、孤独のグルメっぽい絵だぞ」という感じに変わり(ロボコの等身も変化し、背景がやたらリアルなタッチになる)、そのまま劣化版「孤独のグルメ」が始まりました(笑)。
ロボコが井之頭 五郎(孤独のグルメの主人公)ポジションとなり、そのまま飲食店を探し始めます。
一つの中華料理店に入り、料理を注文。そのまま食って終わりです(笑)。
というか、最後はスペシャルサンクス「谷口ゴローコレクション17 孤独のグルメ1」ってあったんで元も子もありませんでした(笑)。
総じてくだらなくて好みでした。
週刊少年ジャンプ30号(2023)の全体の感想
やばかったです。
表紙巻頭カラーは新連載「アイスヘッドギル」、休載は「ONE PIECE」「呪術廻戦」。
……ここ最近では一番つまらなかったです。
まず新連載の「アイスヘッドギル」ですが、これがやばかったです。新連載の初回はもれなく「おすすめ作品」に挙げますが、それが無ければダントツで面白くありませんでした。
なんていうか、悪い意味でテンポが早いんですよね。父親が事件を起こす→追われる主人公→2年後が本当にあっという間です(主人公へ感情移入するヒマがない)。
さらに、物語の後半に序盤から言っていた「主人公にとって大切な斧」が出てくるシーンがあります。
この斧は主人公を拾ったメラが持っていたらしいのですが、これが戻って来るシーンが無いんですよね。
読み直すと、船に飛ばされた主人公がそこで見つけたっぽいんですけど定かではありません。
こういうのって、船の上で主人公が「これは……!」みたいな感じで発見して盛り返していくようなところじゃないですか?
「うしおととら」で言ったら主人公の潮が「獣の槍」をようやく手に取るって感じのところじゃないですか(知らんけど)。
そんな説明も描写も一切なしで、次のシーンで「何かいきなり持ってた」んですね。これは個人的に凄い違和感でした。
特別な斧ではなかっただけかもしれませんが、であれば普通の斧で戦えばいいだけで、主人公がこだわる理由が分かりません。
で、島の人々の手のひら返しも早いんですよ。メラを殺した奴だけ助けてやるみたいな状況になって「殺す!」ってソッコーくるのもヤバいし、主人公が一言なんか言ったら「やっぱ止めるか!」っていう……。
アイデンティティ無いんか?(笑)
初連載作品となるようですが、ジャンプ編集部はよくこれで通したなと心底おどろきました。
ネガティブなことはなるべく書きたくはありませんが、どこを探しても良いところが今週号には無かったので……。
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そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
Twitterもやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!
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