僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください
週刊少年ジャンプ21号(2024)のおすすめの作品3選
今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
極東ネクロマンス
今週からの新連載作品。まずは、あらすじ。
主人公の宇埜薫は、祖母と二人暮らししている心優しい青年。その日も祖母と一緒にスーパーに買い物に行き、家に帰ってきた直後のことでした。祖母が玄関でいきなり倒れ、慌てて近寄ったそこには見たこともない奇妙な、小さな生命体が浮遊していました。
薫は、驚きのあまり後ろへのけ反りますが、既にその生命体は消えていました。
翌日、いつものように登校すると校門前には人だかりができています。その中心にいたのは黒い長髪と気だるげな表情が特徴的な小説家・天涅耀司でした。
「お前の親父の頼みで来た」という言葉で薫を誘い、そのまま車でどこかに出発する天涅。車内では、薫に父親に付けられた指輪や、死霊という存在について話すのでした。
彼の話す死霊とは、祖母が倒れた時に見たあの小さな生命体のことだというのです。
要するに、死霊から薫と祖母を守るように薫の父親に頼まれ来たとのこと。そんな中、車外に歩道橋を渡る祖母の姿を見つけ、慌てて飛び出す薫。
変わらない様子に見えた祖母でしたが、直後、口から無数の小さな死霊が噴きだし、大きな一体の死霊に姿を変えるのでした。
祖母の危機を前に、そのまま薫は死霊との戦闘に突入します。
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ここから感想に入ります。
作者は「ALIENS AREA」も記憶に新しい那波歩才先生。僕も忘れかけていましたが、一度思い出すとなかなか忘れられない作品って感じです。
つまり、結構独特な漫画を描く漫画家だと思います。 ALIENS AREA はいわゆる打ち切り作品ではあるのですが、記憶に残る分”単純にダメだから終わった作品ではない”んですね。
特にラストの展開は良くできており、結末を考えて描くタイプではあると思います。その反面、絵が明らかにおかしいところもあり、その下手さで打ち切りになった部分は大いにあるでしょう。
ただ絵が下手とかいうレベルでなく、不安になるような構図というか人体のバランスのおかしさというか(笑)。それ含めて忘れられない漫画家です。
今作では、そういう下手なところは未だに感じつつも(天涅登場時のスマホでいきなり「炎上した小説家だ」のところとか)画力は前作と比べて大いに上達していたと思いました。
特に終盤、天涅が死霊を狩るシーン。四肢を切断しコマ切れにしていく場面があるのですが、そこのバラバラの死霊と天涅が描かれた所はかなり独特で、作者の作風にマッチしている感じが良かったです。
そんな前作との違いを楽しみつつ、今後の展開にも期待できそうな新連載作品でした!
キルアオ
スピード感あって○。
大人になった十三と、ハルディン二代目・陽一郎とのバトルがメインに描かれた回となりました。
元の体に戻ったぶん強さで張り合えるかと思いましたが、作中では「軽に慣れた頃、すぐまた大排気量車に乗ってるカンジだ」と感じているなど、不利な状況は変わらない様子。
それに加え、陽一郎の射撃や殺し屋としてのスキルが十三を凌いでいるような描写まであり、万全の状態であっても勝てるかどうか分からない相手でした。
今回はほぼ十三の完敗という流れ。そのままクラスメート達が乗る(ノレンは回収済)バスに火がつけられます。それをどうすることも出来ずに見せつけられる十三でしたが、陽一郎の言葉にぶち切れ第2R開始という終わり方でした。
ここのぶち切れるところがよかったですね。十三がクラスメートを本当に大切に思っていることが分かりましたから。
序盤は駆けつけたエリと猫田の戦闘シーンを挟みつつも、ここまで描けているスピード感に心地よく読み進めることができました。
願いのアストロ
「東京リベンジャーズ」作者、ジャンプ掲載作品の2話目。
今回は結構いろいろな単語が飛び出してきて、「こういう世界観ですよ」「こうやってバトルしていきますよ」というのを見せていく感じでした。
まあ、なんかすごい大災害があって世剣組の鷹派が町を牛耳ってるって流れは笑いましたが(笑)。
ここらへんの世界観まだちょっとよく分からないですよね。主人公が継いだ世剣組はエネルギー開発までしているとかいうでかい組織なんですけど、そんな皆の食べ物とか水とか独り占めするのは小さすぎんか?エネルギー開発してるんだからそこは自分らで賄えないんかい。とか(笑)。
そういうツッコミしながら読むのも作品としては面白さの要素ではあるのと、話自体は分かりやすかったので今回おすすめの一つとさせていただきました!
週刊少年ジャンプ21号(2024)の全体の感想
普通。
表紙巻頭カラーは新連載「極東ネクロマンス」、休載は「僕のヒーローアカデミア」。
最初から最後まで特筆すべき作品はなし。唯一「呪術廻戦」が虎杖覚醒という感じでアツかったですが、今さら感あって乗り切れず。
また、今週号で「累々戦記」が最終回を迎えました。5話くらいまでは読んでいた記憶はありますが、以降は本当にめくって目に入れるだけの作品でした。画力もキャラデザも申し分ないのに、なにやっているのかよく分からない漫画が個人的な感想。
今週おすすめに「ONE PIECE」は入っていないです。別に面白くなかったので。ここ2年くらいは脳死でおすすめに入れていますが、面白くなかったらさすがに無理です。
3週休んで「ようやくワンピースよめるぞ!うおおお!」って感じですが、3週前と何も変わっとらんやんけ。はよ話せよベガパンク。こんだけ引っ張ったのに今週号で五老星に配信電電虫つぶされそうな流れは笑えないよ。
あとは「ヒロアカ」。休載するなとは言わないけど、前回あの流れで終っての休載は気持ちが削がれる。
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そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!Xもやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!
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