僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください

週刊少年ジャンプ04・05号(2026)のおすすめの作品3選

今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
しのびごと
今週では一番アツかった作品。
カササギによる不意の一撃を受け、大きなダメージを負ってしまったヨダカ。そこからもカササギの追撃が見舞われますが、なんとか凌ぐような状態に。
その際、カササギの過去も少しだけ明かされます。彼女にとって「忍び」とは何なのか?何故「使命」に殉じるのか?だからこそヨダカへの攻撃も本気であることが伝わります。
そんな窮地を救ったのが同じ9号部隊のウミネコ。
明らかに実力が劣ると思われたウミネコでしたが、今回は最初から全開。ヨダカ同様に特訓を受けてきた成果なのか、成長の兆しでもあった血界を用いてカササギに相対します。
普通にウミネコがカッコよくてアツかったですね。セリフもそうですし、これまでの彼の心情も伝わりますから血界発動させた時のカタルシスはなかなかのものです。
流れ的にはカササギにも勝てそうな感じなのですが……。
ひまてん!
良い話でしたねえ……。
カンナからの攻めを思い出し、殿一がほえほえ(?)しているところから始まります。この始まり方からしたら「まー今週もカンナの手のひらで躍らせられるんかー」と思っていました。
しかし、途中から方向が変わり、殿一の中学校時代(2年前)の回想に入ります。この頃の殿一はまだまだ家事全般が未熟で(当たり前ですが)、当時家事全般を担当していた父親から教えてもらっています。
そのキッカケは父親の単身赴任。母親や弟妹達のいる家を任されます。
同時期——中学校ではゲレンデ体験の話で盛り上がっていました。この頃からほのかに想いを寄せていた殿一も心の中では距離を縮めたいと思っています。
そんな中、弟妹たちがインフルエンザに。母親も仕事が休めないなか、殿一は「ゲレンデ体験は来週」と嘘をついて看病するのでした。
そんなね。中学生にしては出来過ぎている殿一の心中を思うとやすせない訳です。ゲレンデ体験ってそんなんもう、修学旅行みたいなもんじゃないですか(知らんけど)。
それを家族に迷惑というか心配かけないように嘘言って、自分だけの中に押しとどめて、弟妹たちにスポドリ買いに雪の降る中玄関を出た殿一の前にですよ。
「こんばんは家守くん……!!」
ってほのかがおるわけです。
ここ……よがったなぁ。いがったなぁって。
このシーンが本当に良くてですね。この一瞬で救われた気になりました。
だからこそ、カンナの攻めがあってもほのかの想いが揺るがない理由が分かりましたし。
今週のジャンプで一番清いページでした。ありがとうございました。
鵺の陰陽師
心理描写が〇。
引き続き、千年前の過去が描かれています。
月花と空亡、この2名の交流と他の人からどう疎まれ、それを払拭し関係を築いていったのか。
がしゃどくろ封印や朱雀襲来による仲間の喪失など、過去の大きな出来事を最低限おさえながら両者の関係がどうなっていったのかを淡々と見せられていきます。
ほぼギャグなしのシリアス回で、その中でもかなり静寂な印象のある回でした。
初登場から思っていましたが、空亡はそれほど悪い奴ではなく、今話でも「人に興味を持った鏖は鵺と空亡だけだった」と書かれています。
現状、人に味方する鵺を見るに空亡もそうあっておかしくなさそうなのですが……。
ラストシーンで月花は空亡に何を見て何を言ったのか。
はちゃめちゃな展開とノリが特徴の本作には珍しく、「こんな感じのも描けるんだ」と思わせた回でした。
週刊少年ジャンプ04・05号(2026)の全体の感想

面白くなかったです。
表紙巻頭カラーはジャンプキャラがステンドグラス調に描かれた集合絵。
おすすめに挙げた通り、良い作品もあるんですけど、どれもジャンプとしての面白さではないんですよ。
もちろん漫画としての面白さはそれらにはあるのでおすすめなんですが。
ジャンプらしさを売りにしていた作品が軒並みおもんないのが辛かったですね。
「ワンピース」いきますか。
正直、ハラルドが兵士たちを蹴散らすシーンは「お、良いな」と思いました。それだけなんですけども。
まだ薄めるか、と。もう今年最後なのでロキが食べた悪魔の実は何なのか?くらいは明らかにして終わるかと思ったら(本当ならルフィ出して終わるかと思った)、ならない!っていう(笑)。
「ゲッゲッゲッゲ!!」(鉄雷)
「うわァ!!!誰だ!!?」(ロキ)
これが今年ラストのワンピースの最後のシーンですよ。
終わるシーン間違えてない?ロキの「誰だ!?」もよく分からないんですが、これはロキの目が塞がれているからまさか鉄雷が変な声出しているとも思えないからなんでしょうか。
場面転換も多くてですね。シャンクスが何かギャバンにイム様との契約について説明しています。つまり、どういうことなんです?シャンクスが神の騎士団に入っていたのは単に情報収集みたいなことをしていただけで、真意はまた別だったってこと?
よく分からないんですよ本当に。尾田先生自身もシャンクスが何なのか分からなくなってるんじゃないですかね。
ロキに「お前が王座に就け!ロキ!」「大切なのはエルバフの未来だ!そうだろう!?」と涙ながらに最後の願いを息子に託す父という構図は確かに良いんですけど、「あんたがバカだからじゃん!」って思っちゃうわけですこちらとしては!
バカだからそうなったんだろ!って。
「弱ェ奴は死に方も選べねェ!」ってどこの作者が考えたセリフなんだよ。その通りじゃねえか。
巻頭がこの出来ですから、テンションも上がらないですよ。
〇
〇
〇
そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。X(エックス)もやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!


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