僕は小学生の頃から「週刊少年ジャンプ」を愛読しており20年以上が経過しました!
この記事は、自分なりに今週号のジャンプの感想・面白かったオススメ作品について書いたものとなります。
「ジャンプ歴20年」の読者はどんな感想なのか?
「分かる。今週は面白かった!」
「自分はジャンプ歴は浅いけどその感想はおかしい!」
みたいな感じで読んでくれたらうれしいです!
※普通にネタバレOKで書いていますので注意してください

週刊少年ジャンプ36号(2025)のおすすめの作品3選

今週のジャンプのおすすめ作品を3つ紹介。
単純な「面白さ」「今後への展開」などを基準にして選出しています。
あくまで筆者自身の勝手な感想と偏見で選んだものですので、この3作品がジャンプで面白い・勢いがあるというわけではない点は注意してください!
ONE PIECE
なんとも言えない回。
先週に引き続き、ロックスの過去に加え、そこに若きロジャー、ギャバン、レイリーも描かれていました。ただし、ロックスと直接関わったシーンではなく、こちらも若き九蛇海賊団のグロリオーサやシャクヤクまでもが登場します。
そのほか、若きガープや新たなロックス海賊団の一員・銀斧、キャプテン・ジョン、シャーロット・リンリン、カイドウなどなど、レジェンド級の海賊たちの在りし日の姿がこれでもかと描かれていましたね。
文章だけならゴッドバレー事件直前って感じで面白そうなんですが、実際に読んでいるとそんなことはなくてですね。
まず、九蛇海賊団とロジャーたちのやりとり。いります?これ。
特にシャクヤクが満を持して登場!って感じの描かれ方が本当にノイズでうっとおしかったです。
若きグロリオーサもそうですが、尾田先生が若い女性キャラ描きたいがために挟み込まれたシーンに思ってしまいます。
実際、ロックス海賊団へのシーンには必要ない展開でして、急にロックスたちのいるハチノスのシーンに移りますし。
まあ、その前にエルバフの「イーダの酒場」のシーンがありますけど。ここもうっとおしかったです。
その最大原因がイーダの存在。これ、尾田先生って理想の母親をイーダに投影しているのか知りませんけど、マジでイーダがうっとおしいです。
重要キャラのオンパレードですが、情報だけが詰め込まれただけの回ともいえ、何ともいえない回となっていました。

魔男のイチ
欲しい展開をちゃんとしてくれた回。
マンチネル魔女協会の「魔男のイチ」お披露目会にあわせ、協会を支える魔女候補生(上級)たちを取り仕切る”筆頭(カピタン)”としてクムギの姉・スピカも会場に到着します。
今回は、イチというより、このスピカというキャラのお披露目会といって過言ではなく、ほぼ全てスピカのセリフと内面描写に終始していました。
クムギが若干苦手にしているような素振りも見せていましたが、先週のスピカ初登場の際には妹想いの言葉も口にしていたため、いってもシスコンくらいのイメージでした。
しかし、今週話はちゃんと「あ、やっぱそういうキャラなんだね」と安心させてくれました。
腹黒というか利己的というか。
ベタなんですけど、久しぶりにこういうキャラ見れた気がしてホッとしました(笑)。
特に中盤~終盤のイチの評価が逆転するところとか、読んでいて展開予想できましたからね。
原作者の西修先生は、こういうキャラ付けや見せ方が上手いですね。「魔入りました!入間くん」人気も各キャラクターの個性が担っているところが大きいと思います。
以上のように、ベタな展開ながらも原作者の上手さも光る回って感じでした。

ピングポング
いまさらそんなこと言われてもって回。
先週から始まった銭湯でのピングポング3戦目は、洗い場を台とし、ラケットは風呂桶という銭湯ならではのもの(?)。
これに加えて今週見せられたのは、超高水圧のシャワーで相手を攻撃すること。さらに隣の電気風呂は100万Vが流れる特別製。
しかし、主人公はこれを逆手にとり、”球に強回転をかけ電気風呂の水をまとわせながら“相手に当てる「誘電」を成功させます。
窮地に陥りながらも、前回の戦いで得た覚悟を思い出し、機転を利かせるのはさすが主人公といった展開でした。
なにより、卓球漫画で良くある「ラケットのラバーで球に回転をかける」という、卓球漫画らしい知識が出てきたのは面白かったですよね。
お前がそれを今さら語るのか?って感じで。
週刊少年ジャンプ36号(2025)の全体の感想

面白くなかった~!
今週の表紙巻頭カラーは「ジャンプキャラとポケモンがコラボしたやつ」。
おすすめの「ワンピース」を読んでもらえれば分かると思いますけど、酷かったですよ。若いシャクヤク描きたいがために作られた一話って感じで。誰の回想でシャクヤク出てきてんねんほんま。
特にもう掲載作品に語ることはないです。
あ、これ書いている最中に「あかね噺」アニメ化の報せが入ってきました。落語を扱ったアニメって「落語心中」くらいしか知らないですけど、「あかね噺」大丈夫なんでしょうかね。
単純に声優に求められる技量が半端無さそうだし、「あかね噺」って演出とはいえやりすぎな所多いんで、そこらへんスベりそうで怖いです。まあ観ないんですけど。
しかしですね。今週のジャンプで唯一輝いていた作品が一つだけあります。
それが島袋先生の読切作品「バカバトル」!これおもろかったなぁ。ばかゆき出てきた時点で面白かったんですけど、それ以降も期待を裏切らずバカしか出ない。ボケもオチも全部バカという。本来、少年ジャンプとはこういう雑誌だったのではと思わせてくれる作品でした。
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そんな感じの今週号でした!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。X(エックス)もやっているので、良ければフォローしてくれると嬉しいです!



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