
心霊現象やそういった番組を観るのが好き。
陰謀論が好き。
都市伝説が好き。
今回は、どうして僕が
❝都市伝説が好きになったのか❞
について書いていこうと思います。
加えて、身近な人が陰謀論にハマった際の僕の考えもおまけ程度に書いていますので、参考にしていただけると嬉しいです。
いわゆる❝オカルト❞と呼ばれるジャンルは人を強く惹きつける一方、拒否反応を示す人が多いのも事実です。
今は新型コロナウイルスの影響によって、更にそれが増幅しているという実感があります。
難しいところではありますが、この記事で少しでも偏見のようなものが無くなれば良いなと思っています。
キッカケは「やりすぎ都市伝説」
そもそもな話、昔から僕は❝心霊❞や❝都市伝説❞が好きでした。
映画や小説も、好きなのは「ホラー」といった感じです。
なので、ある程度の耐性は子どもの頃から培われていました。※耐性については後半で詳しく書きます
そんなわけで、テレビ東京系列で現在も不定期に放送されている「やりすぎ都市伝説」も当たり前のように視聴していたのです。
元々は「やりすぎコージー」というタイトルの深夜番組で、そのコーナーの一つにあったのが「やりすぎ都市伝説」です。
高知出身の僕はこの番組自体知らず、大学生時代に「怖いもの観たいな」という何気ない気持ちで近所のTSUTAYAへ行き、❝都市伝説❞のみを集めた「やりすぎコージー」のDVDをレンタルしたのが最初の出会いでした。
スタジオで芸人たちが都市伝説を披露したり、現地へ実際に行き検証したりするのが主な内容で現在ではこの「やりすぎ都市伝説」のみが不定期に特番として放送されています。


❝噂❞や❝伝説❞が「現実」になった瞬間
子どもの頃からそういったもの(ホラーやオカルト等)に触れていると、❝好き❞という感情がある反面❝バカバカしさ❞といったものも感じるようになっていました。
――幽霊なんていない、あれは❝作られた映像❞なんだ。
――都市伝説なんて❝妄想話❞だ。
ただそれでも、そんな感情とうまい具合に折り合いつけては楽しんでいたのです。
この頃はまだ「都市伝説が好き」というほどでもなく、熱心に調べるようなこともありませんでした。
それが変わったのが、2017年ごろの「やりすぎ都市伝説」で❝Mr都市伝説❞関暁夫さんが
体内にマイクロチップを埋め込む
といった内容が放送されたのを観てからです。
この回は「トランスヒューマニズム」をメインに扱っており、その流れで関さんがマイクロチップを埋め込む……といった流れだったと記憶しています。
「トランスヒューマニズム」とは、科学技術を積極的に活用することで生物学的限界を超越しようとする思想および運動、そして哲学であると言われています(「日本トランスヒューマニスト協会」のサイト参考)。
僕個人のざっくりとした捉え方は「人間のサイボーグ化」です。

その中で
- 中国の「信用スコア」
- 体内に埋め込まれたマイクロチップによって、家の鍵の開け閉めが可能
- 各料金の支払いもマイクロチップで可能
つまり、これから先
現金を使わない時代がやって来る
といったことが語られたのです。
正直な話、この時の僕は「そうはならないだろ(笑)マイクロチップとか(笑)」と、一つのバラエティ番組を楽しむ感じで視聴していました。
しかし、その数か月後に「PayPay」がサービスを開始し、キャッシュレスがあっという間に広まっていったのです。
IT関係に詳しい人は予期していたかもしれませんが、僕の周りで❝キャッシュレス❞が広まるなんてことはニュース・雑誌・ネット――どの媒体含めても教えてくれませんでした。
唯一言及していたのが「やりすぎ都市伝説」だったのです。
中国・アメリカで急速に広まっているサービスで、特に中国では社会インフラ並に普及していると言われています。
簡単に説明すると「その人がどれほど信頼できるかを数値化したもの」で、これによって社会的な地位や一定のサービスを受けられるといった感じ。
SNS等により個人の発言・思想・思考がネットで簡単に手に入るようになったため、それらをAIが分析することでその人個人の信用が数字として表されるのです(ネットのみならず、現実での生活態度や監視カメラからの顔認識システム等によっても構築されます)。
メリットもある一方、デメリットも多く指摘されています。
世界の見え方が変わる
周囲が「PayPayめっちゃ良い、便利・最高!」「いやいやLineペイでしょ!」「auペイ始まった!」みたいな会話であふれていました。
僕はそんな楽しい気分にはなれず、今現在も一切のキャッシュレスサービスを利用したことがありません(クレジット等は別として)。
怖かったからです。
「やりすぎ都市伝説」で言ってたとおりになっていたのですから。
現金を使わない時代がやってくる――当初は馬鹿にしていたことが今現実となっている。だとしたら、マイクロチップを埋め込むことも近い将来あり得るのではないか?
もうそんな感じになっていたんですよね。
そこから既存のメディアに対しての見方も一気に変わりました。
くだらないと思っていたバラエティ番組がひとつの未来を提示した一方で、現在テレビや新聞で流されている情報というのは極論❝無駄なもの❞しかない――そう思うようになったのです。
他人の揚げ足取りに終始したワイドショーや報道番組、何一つとして国民の未来と将来を予見したものを流さないのですから。
もちろん、「不確定な情報をむやみやたらに流せない」ことは承知の上です。
だからこそ、都市伝説や陰謀論といったものに惹かれるのです。
自分で調べ、考えるようになった
多くの人のイメージに「都市伝説や陰謀論は胡散臭い」といったものがあると思います。これは本当にその通りで、情報は玉石混交、何が正しいものであるかの判断は自分自身にゆだねられます。
僕だってその全てを信じているわけではありません。しかし上記の体験から、全てを胡散臭いと決めつけるのも危険だと考えているのです。
ニュースで報道されていること、ネットに出ている情報……どれをとっても「本当か?」とまずは疑うようになりました。
そして自分なりに調べ、考えるようになったのです。
陰謀論にハマってしまう人の思考回路
陰謀論にハマってしまった人との会話が平行線になってしまうのは、こういった経緯があるからだと思います。
自分なりに考えてその結論に至っているわけですから、「陰謀論とか怪しいし、だまされてる」という一方的な意見を押し付けても絶対にこの問題は解決しないでしょう。
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僕自身がオカルト好きということもあるので、こういった悩みを理解するのは難しいんですけど(そもそも自ら話題にすらしないため)仮に親が陰謀論にハマったりしたら
結構おもしろいですけどね(笑)
「それどこ情報?」とか訊きたいです(笑)。
なので、そんな深刻にならずに「はいはい」くらいのノリで聞いてあげたら良いんじゃないですかね。マジで無責任なこと書いてますけど、どうにもならない事を悩むのは精神衛生上も良くないので。
逆に自分が更に上の陰謀論者になるのもアリかもしれませんよね(笑)。
本当そのくらいの距離感で良いんですよ。

おまけ:身近な人が陰謀論にハマったら
ここからは「僕が都市伝説を好きになった理由」ではなく、最近ニュースでも取り上げられることが多くなった
親や結婚相手が陰謀論にハマってしまった
問題について、僕が思うことを色々書いていこうと思います。
「こうすれば解決できる!」というような事は書いていませんので、楽な気持ちで読んでください。
オカルトへの❝耐性❞が無い
陰謀論にハマる人の多くの共通点は「オカルト好きではない」です。
普通に考えて、元々オカルトが好きな人が今さら家族に陰謀論を語ったりしないでしょう。
つまり、陰謀論を鵜呑みにしてしまう人というのは、これまでオカルトに触れてこなかった人達と言えます。
最近だとSNSからYouTube、こういったところから❝予期せぬ形で❞情報を目にしてしまう事も多く、その流れで信じてしまうパターンがかなりあると思います。
何故信じてしまうのか?
それは
オカルトへの耐性が無いから。
記事の冒頭でも少し書きましたが、僕は昔から心霊番組や怖いものが好きでした。なので、周囲から❝どう思われるか❞をなんとなく理解していました。
- 今これ言ったら引かれるな
- 話したところでバカにされるよな
そうやって勝手にセーブしてるんですよね。
僕自身が「都市伝説・陰謀論は胡散臭い」という自覚があるからとも言えます。
これがオカルトへの耐性です。
ハマってしまう原因・理由
陰謀論にハマる人、騙される人というのは悪い意味で純粋――または、❝良い人❞と思います。
詐欺にも当てはまりますけど、信じちゃうんですよね。
❝個人❞がやってるYouTube+投稿している人が❝本気❞なのも大きいでしょう。
テレビとかだと絶対信じない内容でも、一般人が撮った動画というのは妙な説得力を持ってしまうものなんです。
もしも近しい人が陰謀論にハマり真剣に悩んでいるのであれば、一度こういった動画を視るのも良いかも知れません。
対処方法
否定しないこと。
それくらいしか思いつかないです。
詐欺を例えに出しましたが、本質的な部分は❝洗脳❞を解くのと一緒ですからね。
詐欺=犯罪なので相手を捕まえたりこちらの正義を主張できますけど、陰謀論とか都市伝説はそれが出来ず下手すると個人の思考・思想を否定することにもなりかねません。
僕はそんな深刻に考えないで、ひとつの趣味として受け入れてあげたほうが良いんじゃないかなって思ってます。
まとめとおわりに
今回は
❝僕が都市伝説を好きになった理由❞
❝身近な人が陰謀論にハマったら❞
について書いてみました。
新聞・ニュース・ネット、誰も教えてくれなかった未来を教えてくれたからこそ僕は都市伝説が好きになりました。
なので、一方的に「都市伝説だから」「陰謀論だから」という理由で否定されると寂しい気持ちになります。
現在、新型コロナウイルスやワクチンの情報を集める過程で陰謀論を目にしてしまう人が増えており、それが原因で親と疎遠になったり結婚相手と離婚するというコロナ以上の問題が目立ってきています。
一つの解決方法として提案したいのが、「相手を否定しないこと」。
無理に「(相手が)間違っている!」「(自分が)目を覚まさせないと!」と思っても事態を悪化させるだけでしょう。

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そして、仮に何の考えもなく、ただ既存のメディア情報のみを信じて陰謀論・都市伝説を否定している人がいるのならば……
洗脳されているのは、その人自身かも知れません。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
……と、カッコつけた所で終わりたいと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました。Twitterもやっていますので、フォローしてくれると嬉しいです。
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