現在、「呪術廻戦」がアニメで放送されていますね!クオリティ高くて、内容を知ってても面白いです!
ジャンプ本誌で読んでいる僕でさえこうなのですから、アニメから入った人たちは先が気になってしょうがないのではないでしょうか。
そのまま単行本を購入して先を読むのも良し、我慢してアニメで追いかけるのも良し――どちらもオススメですが、ここで知っておいてほしいことがあるのです。
「呪術廻戦」は、その物語に突入する前のお話――前日譚が存在するのです。
アニメ勢も単行本勢も本誌勢も、読まなくとも呪術廻戦本編は楽しめますが、この前日譚を知っていれば更にストーリーに入り込めること間違いなしです!
というわけで、今回紹介するのは「呪術廻戦 0巻」です!
呪術廻戦0巻~東京都立呪術高等専門学校~
「呪術廻戦」は週刊少年ジャンプで連載開始する前、プロトタイプともいえる作品が月間連載され、その世界観を引き継いだものが現在の形となっています。
それが「東京都立呪術高等専門学校」であり、丸ごと収録されているのが「呪術廻戦0巻」です。
世界観を共有しているとはいえ、主人公が違うため知識が全く無くとも問題なく読めますし、0巻で一応完結している内容なので最初の取っ掛かりとしてもオススメ出来ますよ(ただ、ここで終わるのは非常にもったいないです!)。
内容
「呪術廻戦」本編の一年前が舞台となっており、特級過呪怨霊『折本里香』に取り憑かれた少年・乙骨憂太が呪術高専(五条悟)に保護されるところから物語は始まります。
乙骨はそのまま呪術高専に転校し、自ら折本里香の呪いを解くため呪術師を目指すこととなります。
(呪術廻戦)本編内の二年生メンバー(真希・棘・パンダ)がまだ一年生で、0巻では彼らが主要な登場人物として乙骨とともに活躍を見せてくれます。
また、本編でも重要な敵となる夏油傑も登場します。「百鬼夜行」での夏油の襲撃もこの0巻で確認できます。ラストシーン含めて読んでいくと、この時点で(呪術廻戦本編でのとある謎に)伏線が張られていた事も分かります。
主人公・乙骨憂太
「東京都立呪術高等専門学校(呪術廻戦0巻)」の主人公であり、今作を読む最大の理由となります。
というのも、乙骨憂太は呪術廻戦本編で名前は何度も出てくるものの、未だにその姿を現していない重要人物だからです。※2020年11月現在
本編では数少ない『特級術師』として語られその強さがうかがえるものの、実際の活躍もまだ描かれていません。
その乙骨憂太の活躍がたっぷり読めるのが0巻の魅力なのは間違いありません。そして「呪術廻戦」本編でも乙骨はいつか必ず登場するでしょうから、前知識として知っておけば本編も更に楽しめると思います。
まとめ
ここまで簡単に「呪術廻戦0巻」について書いてきましたが、何でもネタバレになってしまいそうでそれほど多く書けませんでしたね(笑)。
裏を返せば「一巻で完結しているため読みやすい」というのが大きな特徴でもあります。しかも、そのまま呪術廻戦本編へと繋がっていきますからね。
パイロット版と連載版でキャラの性格や細かい点が変更されている作品はけっこうある気がしますが、呪術廻戦に関しては本当にキャラも世界観もそのまま引き継いでますから、未読のファンの方もアニメで入った方も、どちらも楽しめるはずです。
読まなくっても「呪術廻戦」は楽しめますが、読めば更に楽しめる「呪術廻戦0巻」!興味が湧いたのであれば是非ともその手に取って読んでみてください!
というわけで――普段はコミックの記事とかは書かないのですが、アニメが面白いし僕自身も「0巻」の存在を知らない時期がありましたので、今回は「呪術廻戦0巻」を紹介しました。
「呪術廻戦」本編については個別に取り扱うことはないでしょうが、ジャンプの感想記事なんかを毎週書いてもいますので、そちらも読んでくれると嬉しいです!
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!

