社会人三年目 地獄の底

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どうも、うきっコです!

今回は社会人三年目の話を書いて行きますね!

社会人三年目

相も変わらず、大阪神戸京都を転々とする毎日を送っていた僕は心身ともに疲れ果てていました。しかし、そんな僕にも楽しみがありました。

それがゲームです。

この頃やっていたゲームは、「艦隊これくしょん~艦これ~」というブラウザゲーム(主にパソコンで遊ぶゲーム、くらいに思ってください)でした。

艦これは簡単に言えば、(日本含め各国でかつて活躍した)軍艦を女の子に擬人化して、自分の好きな編成(艦隊)を作って遊ぶ。そんなゲームでした。結構人気出たので、聞いたり見たりした事がある人もいると思います。

どんなに遅く帰ってきても、PCを起動させ艦これの日課はこなしていました。

これだ。ゲーム漫画、これがある限り自分は大丈夫だ。がんばろう!一日の大半は嫌な時間でも、ちょっとでも好きなものがあれば何とかなる。実際、嫌で仕方がない社会人生活も三年目まで来たじゃないか。これから先だって大丈夫。

……そう思ってしまっていたんですね。

社会人三年目:決戦!鉄底海峡を抜けて!

社会人三年目の秋だったと思うんですが、艦これには四季に応じて「イベント」が開催されていたんですね。自分が育成してきた艦隊の中間テストや期末テストみたいなもので……まぁ、そんな楽しいものじゃないんですよ(笑)。

MAPがいくつか用意されていて、それを順番にクリアしていく。これは艦これの通常プレイ時も全く変わらないんですが、イベントMAPというのは難易度が跳ね上がります。しかし、このイベント期間中にしか入手出来ない装備砲・艦載機・電探など)や艦娘擬人化した艦の総称)もいて、みんな必死で攻略をしていました。

細かい事を書けば、季節によっては難易度がかなり低いイベントもありました

が、しかし

艦これをプレイした事がある人なら分かると思いますが、「2013年秋のイベント 決戦!鉄底海峡を抜けて!」は地獄のイベントとして話題になりました(笑)。

僕は2017年くらいに艦これを引退しましたが、この頃でも2013秋イベントE-4(最終ステージ)アイアンボトムサウンド艦これ史上最凶の鬼畜MAPだと、思い出交じりに語られていました(笑)。かなり初期のイベントかつ、この後もたくさんの提督(プレイヤー)が増えた事もあって、このイベントを経験かつクリアした提督というのは一つの線引きになっていたと思います(笑)。

前述したように、僕は2017年頃に艦これを引退しているので、その後にこれ以上の難易度のMAPは出てきているかも知れません。しかし、2017年当時でも個人的には一番キツいイベントとなりました。

MAPの難易度もそうですが、この時の僕の状態はお世辞にも良いものとは言えませんでした。

大阪・神戸・京都を転々とし、更には14連勤を終えた僕は、ようやく艦これのイベントをプレイする事が出来ました。イベントが始まって数日が経過し、ネット上の阿鼻叫喚を見ていたのである程度の覚悟はしていましたが、こんな状態での攻略はストレスでしかなかったのです

艦これの基本的なプレイと攻略

すみません、話を一旦脱線させます(笑)。ただ、この辺りは書いておかないとここから先の地獄を想像しづらいので語らせてください。

  • 艦これの基本的な遊び方:イベント編

艦これというゲームは運ゲーです。ゲームが上手い下手とか一切関係ありません。何故かというと、プレイヤーは眺めているだけだからです。やる事と言えば祈るぐらいです(笑)。

自艦隊の艦娘が敵を倒すのを眺める。敵の攻撃が当たらないのを祈る。これはイベント期間でなくとも同じです。

祈る理由艦これ最大の特徴と言えば、「轟沈した艦娘は戻らない」事だと思います。轟沈=体力がゼロになり、海に沈むという事です。ロストするとも言われます。これにも条件があり、判断さえ間違わなければ回避出来ます。

自分が時間を掛けて育成したものが二度と戻らなくなるって、なかなかの恐怖ではありませんか?

ですので、プレイヤーは必然、そうならないようにゲームをします。詳細は省きますが、それをするとかなり時間がかかってしまうのです。通常時ならそれでも問題はありませんが、イベントは期間限定なので、否が応でもプレッシャーがかかります。

そして、準備万端でも艦娘のレベルがいくら高くても、轟沈する可能性は常にあります。それが当時の艦これでした。だから祈るんです(笑)。

  • 艦これの基本的な攻略法:イベント編

あくまで僕のやり方ですが……。

平時の攻略法は、のんびりと「クリア出来るまで時間をかける」くらいの感覚でしたが、イベントはその考えでは突破出来ません。

まずは、ネットで情報を集めます。ベストな編成・装備、敵の戦力、MAPのルート等たくさん調べます。これをやらないと永遠にクリア出来ないというくらいのレベルなので重要です(笑)。

そして何よりプレイヤーが避けたいのは「轟沈」です。轟沈は避けたい、しかし早くクリアもしたい(プレッシャーから解放されたい)。そのために推奨されていたのがキラ付けというものでした。

地獄のキラ付け:キラ付けとは、艦娘をキラキラさせる事から由来しています。戦闘で活躍した艦娘はMVPを取る事が出来ます。このMVPを複数回取らせる事で艦娘のテンションが上がった状態キラキラしている状態となります。しかし、艦これは艦隊を組んで出撃し、なおかつ運ゲーです。誰がMVPを取るのか分からないんです!(笑)

課金アイテムを使えば簡単に完了できますが、貴重なので使っていませんでした(一応報酬などでも入手は可能です)。ならばどうするのか?

編成を旗艦(リーダー)一隻のみにし、一番最初の一番簡単な通常MAPで二、三回出撃して確実にMVPを取らせる。これをします。※旗艦のみの出撃だと絶対に轟沈しません。

もちろん高難度のイベントMAPに旗艦一隻のみの出撃は出来ません艦隊これくしょんです。艦隊を組みます最大六隻編成です(確かそうだったと思います)。六隻全員に上述したやり方でキラ付けを行います!!(笑)

うろ覚えですが、一隻のキラ付けには6分ほどでしたので、これを六隻分となると36分。これでようやくイベントMAPへと繰り出せます。しかし、何度も言いますが、艦これは運ゲーです。この状態でも一つ目のMAPで引き返す事もしょっちゅうでした。36分近くかけて、5分もかからず撤退です。※第二艦隊~第四艦隊での連合艦隊キラ付け等はまだ後の事なので書きません(泣)。

真の地獄はここからです

「また出撃すれば良いのでは?」と思われるかも知れませんが、一度出撃して大きなダメージを負った艦娘は、事前のキラ付けが剥がれていたりします。キラキラしていないのです。そうです。またキラ付けします!(笑)これも六隻分です。絶望的なのはこれをやったところでクリア出来る保証は一切無い所です。何もせずに出撃して、一回でクリア出来る人もいたと思います。ですが当時は時間がかかってでもキラ付けしておいた方が、結果的に効率が良いと言われていました。

体感ですが、確かに時間はかかってでもキラ付けはやっておいた方が、攻略時間は短縮出来たと思います。

社会人三年目:鉄底海峡に沈む

結論から書けば、僕は「艦これ2013秋イベ:決戦!鉄底海峡を抜けて!」をクリア出来ませんでした。最終MAPの最終マスまでは到達出来ましたが、それまでです。ここまで読んでいただければこのイベントの地獄ぶりが少しは想像出来ると思います。そして何より、MAPには戦力ゲージなるものがあり、最終マスの敵旗艦にダメージを与えなければ減りませんこの戦力ゲージをほぼ無くした状態で、しかも敵旗艦を撃破しなければ、勝利判定が出てもクリア扱いにはなりません。ちなみにこのゲージ、時間経過と共に回復します(笑)。

14連勤後出遅れたイベント上記の様な地獄のキラ付け運ゲー回復するゲージ

全てにおいて叩きのめされた僕は心が折れました。ロストはしませんでしたが、時間は無駄になりりました。期間はまだありましたが、イベントクリアを諦めました。

半ば放心状態の僕は、気分転換も兼ねてずっと切っていなかった髪を切りに行こうと外へ出ました。

ここでの会話は一生忘れないと思います。

いつも髪を切ってくれるお兄さんがふいに「あれっ?うきっコ君、最近疲れてる?」とか言ってきたんです。実際めちゃくちゃ疲れていた僕は、驚きながら「えっ!何で分かったんですか?」と反射的に答えました。

「ここ、後頭部の二か所かな。円形脱毛症みたいになってるよ」

それを聞いた瞬間、しばらく思考停止しました。その後もお兄さんは「まぁ、うちのお客さんの中でも何人かいるけど、大体すぐ治るよ。広がるんなら病院に行った方が良いかもしれないけど——」みたいな事を明るく話していましたが、凄く遠くから聞こえてくるようでした。

この時が、僕の人生の地獄の底だったと思います。

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